サンマが食べたい(2024.10.08)
以下の記事を拝読させて頂いて、サンマが食べたくなった朝5時。
私は今基本禁酒しているのだけど、これに倣ってサンマの梅から揚げなど作ろうものならビールの1缶2缶では済まないであろう事は明白だ。
ああ、とても美味しそう。そして簡単そう。私の腹はこの記事を読むやすぐに「グー」と鳴った。サンマが食べたくて腹がサンマが入る場所を空け始めたのだ。「ほら、こっち空いてますよ」と言って。
サンマは美味しい。特に外で七輪とかで焼いて食べるサンマはたまらんものがある。七輪はないのでバーベキュー用の小さな網で焼いて食べようかなどと企んでいる。今年はサンマが特に安いそうだから、今年やらねばいつやるのって感じだ。
前住んでた家はめちゃくちゃ田舎にあって、庭にタヌキやイノシシが出るくらいだったから、色々やりたい放題で、よく色々焼いて食べていた。もちろんサンマも焼いた。その頃のサンマは今よりも身がプリプリしていて、しかも安かった。
夕方、だだっ広い庭で妻と2歳くらいの長男と一緒にサンマを焼いて食べたらすごく美味しかった思い出がある。今はあの頃みたいに好き勝手にはできないけど、サンマをじわじわ焼くくらいは出来るだろう。一匹ずつ炭火でサンマを焼いて、焼きあがったらお皿に取る。そしてもちろんカボスを振る。このカボスがサンマにはめちゃくちゃ相性が良いのだ。そしてサンマの皮を箸でめくると白い湯気が上がってふわふわでジューシーな身が現れる。身離れはすごく良い。スッと箸で持ち上がる。少し醤油をつけても良いし、つけなくても十分美味しい。口の中にサンマの香ばしさと旨味が拡がって、それをカボスの酸味が爽やかに包み込む。それら混然一体となったもの(それは幸福そのものと言える)が波が引くようにサァーっと消えていく寸前にビールを呷るなり、白飯をかっ込むなりする。するとそこにまた新しい味のマリアージュが生まれてこれが私を桃源郷へと誘う。
ああ美味そう。食べたいサンマ。サンマ焼いた時はもうしょうがない。ビールを飲もう。ビールはキリンラガーにしよう。きっと素晴らしいビールになるはずだ。10月は運動会が2回もあるし、子供二人が誕生日だし、すごく忙しいけど、そのサンマを焼いて食べる事を糧にして頑張って生きて行きたいと思う。