幸い、色んな事が上手くいって子供たちの歯磨きまでが早めに済んだ。そのままスムーズに行けば私や妻は少しくらいは自分の時間を楽しめるはず。21:40に床に着いた子供たち。今日はポケモンを1話だけ見せるに留めておいた。多少歯磨きの仕上げもいい加減だった。
いつものように布団の上でなかなか寝ようせずに声高らかに自分の要求や不満を訴え続けている次男。なんでもない事をまるでこの世が終わるみたいに必死に私たちに訴えては涙している。
私はだから、今日も「怖い話」をした。
最後まで話してしまわないうちに長女と次男は眠ってしまっていた。長男はまだ起きていて「怖かった」と言っていた。そしてリビングで声を潜めて笑っている妻を置いて、私も早めに寝た。