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来年には懲役刑がなくなる?

 そんなわけないと思いますよね、私も思います。

 しかし、とうとうそう言われてきた日が近づいてきたのですね。
 私がうわさを聞いたのは、ずいぶん前との記憶です。
 懲役刑と禁錮刑が一本化され、拘禁刑に名称が変わるとのことでした。
 これまでと大きく変わるなと思ったところは、禁錮刑がなくなると、交通事故で刑務所に入られる方が、これからは作業が義務付けられてしまうのではないか、ということぐらいでしょうか。
 いやいや重要なところはそこではなく、更生に向け、必要な作業や指導が行えると法律で定められたことのようです。
 来年の6月1日施行予定です。

 懲役刑、禁錮刑継続中の方は、拘禁刑に変更にはならないようです。
 ですので、タイトルの答えは、「なくならない!!!」でした。
 答えが分かってすっきりしましたね。


雑感(どうでもいい話)
 懲役刑、禁錮刑と普段言いそうな気がしますが、刑の名前は「懲役」「禁錮」です。
 ですので、判決では
   被告人を懲役3年に処する。
などとなります。
 しかし、改正後は
   「拘禁」ではなく「拘禁刑」
となります。
 すると、判決で、今まで
   被告人を懲役3年に処する。
であったところ
   被告人を拘禁刑3年に処する。
と、「刑」という文字が入るのでしょうか。

 法廷内では、聞きなれない「刑」に違和感を感じそうですね。

 こんなふうにミライを想像するのも楽しいですよ。


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