精進料理に目覚める3歩前 #10
もう完全に黒糖オタク状態でそろそろ黒糖を広め隊を自称しようと思っている。今回も黒糖に偏ったと言うか全てに於いて黒糖の登場する食事を紹介していこうと思う。
さて。このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために食事を精進料理の方向に進めていくものである。あくまでも途中。なので、まだお肉も食べたいし、お腹を壊す原因のニンニクも食べたい、小麦粉使って揚げ物も食べたい。。などなど数々の誘惑に立ち向かいながら進んでいるような進んでいないような状況を記している。
今年の2月3日は。
そう、節分。
絶好調に厄年を謳歌しているワタクシは避けて通れない戦いの日である。
季節の変わり目に生じる邪気(鬼)を払うための行事。鬼退治するのだ。
魔目に豆を投げて魔滅する。
らしい。
鬼の目に向かって豆をぶつければ鬼がいなくなる。
ただし、豆は炒り豆。生の豆は拾い忘れると芽がでてよろしくないと。
最後に豆を食べて鬼退治。1年の無病息災を願う。
ふむふむ。炒り大豆さん毎年口の中から全ての水分を奪ってくれるんだよなぁ。
年の数食べたら鬼退治しても、豆で口の中カラカラになって干からびて負けそうなのでちょいと食べやすく味変でもしてみようかな。
で、ワタクシの味方の黒糖さんに応援を頼む。
黒糖で強化されたゴツゴツの大豆が鬼の目にぶつかって、おまけに黒糖の粉までその目に入ってくれたら鬼退治も楽になるに違いない。
ふふふ、こちらは鬼に金棒。なんて完全勝利のイメージまで掴もうと躍起になりながら黒糖大豆を作ってみる。
。。。。痛そう(笑)
出来上がりを見て鬼に同情しそうになるが、ここはワタクシの心を鬼にしなければならぬ。ううう、鬼の目にも涙である。
因みに黒糖大豆美味しく頂けた。普通に炒り大豆で鬼を退治して余った大豆のアレンジにもお勧めかも。
さて、節分と言えば。。。もうひとつ。
恵方巻き。
今年は西南西らしい。豆による鬼退治のイメージトレーニングばかりしていたので恵方巻の存在をすっかり忘れていた。。。
夕方慌てて米を炊き、黒糖とリンゴ酢で酢飯を作る。
さぁて、この殆どすっからかんの冷蔵庫の中から恵方巻のキャストを決めなければならない。。。
。。。きゅうりさん
。。。たまごさん (出汁と黒糖で下味つけて。。。)
。。お揚げさん (醤油、黒糖、お出汁で煮て。。)
。。はりはり大根さん (前回の作り置き。。)
。。梅玉ねぎさん (うめー!!鬼おん。色どり担当。お揚げさんの煮汁をちょっくら拝借)
巻きすのような便利なものはここにはないので、ラップとカレンダーを使って巻き巻き。鬼が出るか蛇が出るか。明日の事を言えば鬼が笑う。
そして。。片寄る。。。。(笑)
。。。腹に入れば同じであろう。
そして、どうやらカレンダーで太巻きは巻ける。
幸い節分は月初めだ。1月のカレンダーをメモ用に残してあった。
一応、鬼退治はここまでにして。。。
黒糖を広め隊の活動報告に戻ろう。
今回は黒糖をこんな料理にも使ってみた。。。
エビチリ。
畑から引っこ抜いてきたばかりの新玉ねぎ(あ。。。ここでも鬼おん。。笑)をザクザク刻んで炒めたエビにケチャップやら黒糖やらを混ぜて自分で味付け。頂き物の葉に乗せて、これまた頂き物の檸檬を添えて完成。
簡単だし、いい感じ。
これ、また作ろう。
そして、今も冷蔵庫を占拠中のキャベツの消費に
水分でむくんだ頭を脱水機並みにしぼって
久しぶりに回鍋肉の存在を思い出す。
漢字の通り肉があってこそなんだよなぁ。なんて思いながら
冷蔵庫に首を突っ込み、搾りすぎた摩擦熱の頭を冷やす。
そこで目にしたのが得意のお揚げさん。
ほおおおおお。この便利なお揚げさんの存在がすっかり頭から抜け落ちていた!!
回鍋肉。。。。肉じゃなくてお揚げさんだから
回鍋お揚げ?なんかいい呼び方ないのかな?ホイコーアゲ?
んんんん。何かイマイチ。。。
で、出来たのがこれ。
見た目はちょっと置いといて。。。
本来なら肉から出る旨みによって味が決まるはずのものを、
お出汁やら味噌やら黒糖やら入れてコクと旨みを変換。
へええええ、肉なくても大丈夫だったのか。。。
あと3日早く思いつきたかったなぁ。
デザートはなんちゃってかき氷。
材料は黒蜜と水。
黒蜜は凍らないから黒蜜と水を混ぜて冷凍しておけばカチカチにならずに
スプーンで簡単にシャリシャリと掬うことが出来るのだとか。
ほお。ズボラなワタクシには最高のデザートじゃないですか!!
凍らせて。。。
シャリシャリ。。
。。。。んんんんんんんま!!
出来るだけ無添加生活だとフルーツを凍らせておいて楽しむくらいしか思いつかなかったけれど、これがあれば夏が楽しみですなぁ。
次回は黒蜜に豆乳を投入してみよう。
さて、今回はこの辺で。
黒糖と鬼とオニオンの話おわり。