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この1年で得たもの

もう就職支援の活動を始めて1年以上が経過した。

それと同時に大学生活が終わり、23卒の就活支援の活動にも一区切り付く。(終わりではないけど)

就活生はこれからが本番だから3月以降本気でサポートできなくなってしまうのが少し寂しい気持ちでもある。(こんな風に思うことができるようになったことも自分の成長)

激動の1年の中で自分がどんなことを得たのか。成長したのか。自分自身のために記録します。

報連相

当初は組織を自分の思うように動かすことができるの面白そうって思っていたけど現実はそんなに甘くなかった。

今まで本気の組織でリーダーをやるって経験がなかったから実質組織の代表は初めてだった。自分の取る行動1つ1つに目的と責任が求められる。更にそれを活動しているメンバーが納得している必要がある。

勝手に行動していればみんな理解してくれるだろうと思っていたけど全然そんなことなくて。

組織の中にいる人が納得した状態を作り続けることでメンバーのエンゲージメントを高く保つことに繋がる。当時の組織の状態は自分が感じているよりももっと悪いものだったなあと後から気づいてゾッとする。

報連相って「部下から上司に向けての言葉」のイメージが強かったけど重要なのって絶対逆だと思ってて、組織の上にいる人こそ報連相するべき。それは組織が大きくなればなるほど難しくなると思う。それでも、時間をかけて自分が何かに取り組む目的や想いまで伝える努力をしないとなあと強く思うようになった。

人に原動力を与えるのは結構むずい

「関わる人に原動力を与える」

自分のお気に入りフレーズでよく使ってる言葉でもある。これまで自分の言葉や行動を見たり受け取ってくれた人が何かに前向きになってアクションを起こす。そんな人を見ていると自分がめっちゃ嬉しくてそんな人間であろうと思っている。

この1年間で100人以上の就活生と面談した。想像しているより人に動く力を与えるのは難しい。

今目の前にいる人はどのようなことを考えているのか。今その考えに至っているのはどのような背景があるのか。どんな環境で育って価値観が形成されたのか。できるだけ理解をした上でその人にとって最善の問いかけをする。

自分が行う問いかけすらも自分の価値観の中でしかできないって思うとまだまだ未熟者だと思う。

人間結局100%納得して意思決定するのは無理で。尚且つ就活って正解があるものではないからこそ他人の就活に自分が関わるっていうのはめっちゃ責任が重いことで半端な気持ちではできないと実感した。

就活生って学生で、まだ社会に出ていない分固まった価値観とかはないけどそれでも価値提供するのは難しくて。自分が社会人になって相手にするのは先輩社会人で最初は自分より人生経験が豊富な人。価値観がある程度形成されたうえで負の感情を持っている人ならめっちゃ難しいのではないか。

だからこそきっとお客さんになめられたらそこで終わりで、フラットな関係性を築くことが大事だと思う。

行動範囲を広げる

なんもやること無かった2年の頃は好奇心だけで行動することができて色んなことに興味を持てるようになってきた。

それが4年生になって団体の代表を務めるようになると少しずつ行動範囲が狭くなってしまうという印象だった。当初は自分とその組織のことに精一杯で新しいことに対してのセンサーが鈍くなっていた。

でも自分の周りにはやりたいこと全てに一生懸命になっている人がたくさんいる。目の前のことに全力で取り組みながら長期的な視点で動くことができる力って尊敬だなあ。

そんな人が周りにいたから自分も行動自体は止めることなく動き続けられたかなあと思う。きっと仕事をし始めてからも自分のことで精一杯になることたくさんある。

自分一人でアクションを起こすことは難しい。自分のキャパ容量が少ないと自発的な行動には繋がらない。

幸運なことに自分の周りには何かに本気で取り組んでいる人、クサいこと平気で言っちゃう人、大先輩で自分のずっと先を走っている人、たくさんいる。

そんな人達を頼りながら自分の行動範囲を広げ続けていきたいと思う。

まとめ

大学生最後の1年間、めっちゃ遊んで「まだ大学生でいたかったなあ」と感じるか、激動の1年で本気で何かに取り組んで「よし、社会人頑張ろう」と思えるのではかなり違うんじゃないかなあ。

社会人になってからも思ったこと、感じたことはアウトプットしていこうかなと思う。

よし、社会人頑張ろう。

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