AI検索サービスでKahoot!の問題を作る④:覚えさせたい語句で問題を作らせる
AIでKahoot!の問題を自動生成するプロンプトです。
学年や教科、単元名を入れ、何問出題するかを設定するだけでKahoot!用の問題を自動生成します。
覚えさせたい語句があるときは、プロンプト中の、『2にある「次の語句に関連するものは必ず出題[ ]』の[ ]に語句を入力します。すると、語句に対して適当な問題、誤答例を生成してくれます。
空白のままでもなかなかいい感じに出力できます。
できるだけ正確な問題を作りたいので、ChatGPTではなく、Perplexity(検索AI)で生成することを想定しています。
1.準備をします。
・空白のKhoot!を用意します。
・Googleスプレッドシートを用意します。空白でいいです。
・Perplexityを用意します。
2.プロンプトが肝です。
コピペできます。
基礎知識定着のための教育用カフートクイズを作成してください。
1. 以下の項目を指定してください:
- 学年:[小学 年生]
- 教科:[ ]
- 単元名:[ ]
2. 以下の条件で問題を[20問]作成してください:
- 問題文は簡潔で明瞭に
- 選択肢は明確に区別できるもののみ使用
- 次の語句に関連するものは必ず出題[ ]
- 時間は基本[20秒か30秒]
- Correct answerはAnswer 1~4に均等に出現するよう配分
3. 問題の種類と配分:
- 用語の意味を問う問題(40%)
- 具体例の理解を問う問題(30%)
- 単純な因果関係を問う問題(30%)
4. 参考資料:
- 東京書籍株式会社: https://www.tokyo-shoseki.co.jp/
- 大日本図書株式会社: https://www.dainippon-tosho.co.jp/
- 教育出版株式会社: https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/
- 光村図書出版株式会社: https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
- 学習指導要領における各教科の解説
5. 以下のテーブルで出力してください:
Question - max 120 characters Answer 1 - max 75 characters Answer 2 - max 75 characters Answer 3 - max 75 characters Answer 4 - max 75 characters Time limit (sec) – 5, 10, 20, 30, 60, 90, 120, or 240 secs Correct answer(s) - choose at least one
Which spreadsheet tools can read this sheet and export to xlsx format? Excel Google Docs Numbers LibreOffice 60 1,2,3,4
学年や教科、単元名を入れ、何問出題するかを設定します。
あとは出力すればOKです。
2.出題したい語句を加える
こういうのをWordで作ってました。6年生用は全単元あります。
回答欄だけを選択します。
先ほどのプロンプトにコピペします。ちなみに、私用したのはPerplexityです。いつもお世話になってます笑。
まずは、学年なんかの設定を入れます。
次に、子どもたちに覚えてほしい語句をコピペします。
改行とか変ですが気にしません。そのまま生成!
こんな感じで出力されるので、スプシにコピーして整えてから
カフート用のエクセルにコピペするか、「テーブルにしてください」と指示します。
問題文を考えたり、誤答を考えたりが大変なんですが、その辺をAIがやってくれるのはかなり便利です。いくつか生成してくれた問題を紹介します。
①桶狭間の戦いで織田信長が勝利した相手は?
[武田信玄 上杉謙信 今川義元 北条氏康]
②豊臣秀吉の出身階級は?
[武士 農民 商人 僧侶]
③楽市楽座の目的は?
[農民の保護 商業の発展 武士の統制 宗教の弾圧]
3.おわりに
オンラインホワイトボードを使っていると知識・技能の習得が課題になります。子どもたちが主体的に学ぶ探究学習なども、興味関心のある内容についての知識は深まりますが、教科として身に付けさせたい基盤となる資質・能力の徹底が不十分になりがちです。それを埋める方法の一つの方法として有効かなーと思います。息抜きにもなりますし笑
過去に作った、Wordの一問一答のデータからコピペしてもうまくいったので、過去の遺産を生かせるという意味でも中堅以上にはうれしいのでは!?