今日のこといろいろ:クラウドで共同研究できるようになるといいなー
今日は管内の研究会でした。学校では高学年の理科専科ですが、一応、専門は社会科なので社会科の研究会に参加しました。去年は栄養教諭の先生たちと授業づくりをしていたので、午前中はそちらで授業支援をしてからの半日参加でした(懐かしー)。今回は久しぶりの一日参加でした。
まず、授業についてはICTを活用するのなら思い切って「単元全体をクラウドで授業する」くらいの大胆な試みをすれば良かったのではないかと感じました。
授業で使用されているアプリがその学校限定のものなため、クラウドでの共同研究の機会を逃したことも残念でした。PadletやMiroのようなURL共有可能なアプリを使用していれば、授業の全過程を通して、授業づくりや教材作成、振り返りの指導など、様々な面で協力できる可能性があったろうに、と思っています。今、学校にはクラウドを活かせる条件が整っています。だったら、授業づくりもクラウドで進められたら、と思います。
指導案、子どもたちの学ぶ場、振り返り等など、そういったもの全部をクラウド上で共有することで、これまでにない研究を進めるチャンスだったのに、、、と思っています。教師自身が「クラウド上で協働する学びの形のよさ」を実感しておくことが、子どもたちにクラウドで協働作業をさせる上でのイメージづくりにもつながるだろうと思います。
次に、授業で使用されていたアプリについては、初めて触りましたが、個人的には「授業での使用はないな」と感じました。従来の授業のように教師主導で進行でき、予期せぬ事態が起こりにくいため、年配の教員や初心者には使いやすく感じるかもしれません。ただ、アプリとしての汎用性に限界を感じました。これを実際に体験できたことは一つの収穫かもしれません。
繰り返しになりますが、どうせやるなら思い切って白紙共有からスタートするクラウド型の伏線授業に挑戦すれば良かったと思います。このような試みは実践してみないとメリット・デメリットを把握できないので、研究として挑戦し、成果と課題を分析することが皆の役に立つと考えます。
某札〇市と比べて、管内は使用するアプリに対するアプローチが柔軟なので、おそらく色々楽しいことができます。教育委員会の担当者もよくわからないことが多いので、通知だけでダメだと判断せず、きちんと話をすることで理解してもらえることが多いです。私の勤務する市はまさにそんな感じで、教育委員会の担当者やセキュリティ関係を担当している業者とも仲良くさせてもらってます(笑)。
さて、最後になりますが、午前の分科会終了後、「もしかして、note使ってますか、、、」と声をかけられたことが驚きでした。私がMiroで代案の説明をしているPCの画面を見て、「もしかしたら」と気づかれたそうです。また、自分でもMiroを使って授業をしているそうです。チャレンジ精神が素晴らしい!!
ただ、突然声をかけられたので、十分な受け答えができませんでした。名前もお聞きしていません、、、
後から考えると、ボードを共有すれば、その先生がやりたいとおっしゃっていた算数の授業づくりを少なからずお手伝いできるはず。そう、これなんです、今、やりたいなーと思っているクラウド上での授業研究。
場所(他校とだって共同研究が可能)や時間(都合のよい時間に進められる)に制約されない研究ができることが、クラウドの利点です。Miroなら、スプレッドシートやドキュメントだって共有できるので、細かな情報共有だって全然、困りません。必要なコンテンツだって送り込めるじゃないですか。AI使った方がよければ、プロンプトだって共有できます。夢のような研究(笑)。
市教研や校内研ではなく、全くの自主的な個人研究ですが、やる気があれば、ぜひC4thまでー
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