【TENJIKU香取】千葉県で「農」と「自然」を感じる古民家泊
こんにちは。旅が好きなヤマクボです。現在育休中。
2022年4月上旬、すごい旅人求人サイトSAGOJOを利用し、1歳1ヶ月の子どもとふたりで旅をしてきました。滞在先は千葉県香取市にあるTENJIKU香取という古民家。
「香取ってどんな町?」「TENJIKU香取はどんな場所?」そんな視点からレポートしたいと思います。(私は運転できないので、徒歩で行ける範囲のみです!)
地域と関わる旅ができる場所「TENJIKU」
そもそも、TENJIKUとは何かを少しご説明します。
面白いシステムですね。旅のあいだ、旅人はSNSなどでまちの魅力をPRしたり、町の農作業を手伝ったり、特技を披露したりそれぞれができることを取り組みます。
普通の観光旅行とは違い、地域と深く関わる旅ができるのが魅力です。
TENJIKU香取までのアクセス
香取市は千葉県と茨城県との県境に位置しています。都心から2時間ほどなのでアクセスしやすいです。
成田駅で成田線に乗り換えると、のどかな畑の風景が続きます。娘と一緒に、車窓を眺めながらのんびり向かいます。
TENJIKU香取は「リノベした古民家」
TENJIKU香取は、リノベーションした古民家です。昔は農家の方が住んでいたそうで、広々として気持ちの良い空間です。今回は3日間、こちらに滞在します。
すぐ近くに、現地案内人の丹野ご夫妻が住んでいます。到着したら鍵を受け取り、滞在時の説明を受けます。
玄関の扉を開けて中に入ります。
おしゃれで明るい雰囲気。
こちらの古民家、昔は玄関で農作業をしたり、みんなで腰かけておしゃべりしたりしていたそうです。そのため段差が多い造りになっています。
入口を入って右手に和室。こちらが寝室になります。エアコン完備です。
左手にはリビング。光が入って心地よい空間です。Wi-Fiも飛んでいるのでテレワークも可能。ワーケーションにいいですね。
こちらがキッチン。娘がちょこまか動き回ります。火の近くはちょっと危ないですね。料理中は気を付けます。ウォーターサーバーもあって便利で嬉しい。
冷蔵庫や棚には様々な調味料が揃っています。
油やダシも揃っています。ありがたい~~!
ちなみに、リビングの右奥にはローテーブルもあります。椅子に座れないような赤ちゃんはこちらを使うのがいいかも。
トイレとお風呂ものぞきます。
新しいトイレです。以前はトイレは外にしかなく、リノベーション時に作ったそうです。お風呂も古いけどとってもきれい。
TENJIKU香取は築55年が経つ古民家ですが、リノベーションされており快適に過ごせるよう整えられています。
※レンタカーやレンタサイクルもあるようですが、私ペーパードライバー&赤ちゃん連れということで、今回は利用していません。
TENJIKU香取の周りの景色
TENJIKU香取の最寄り駅は、JR成田線の大戸駅です。自動改札がないのんびりした駅。
大戸駅を出てTENJIKUに向かいます。川辺の桜が見ごろで癒される。
TENJIKU近くの道路脇に咲く菜の花も可愛いなぁ。
静かでのんびりした雰囲気の中、歩くこと15分。TENJIKU香取の前にたどり着きました。
周辺は静か。鳥の声が時折聞こえ、心が落ち着きます。
▼TENJIKU香取から歩いて行ける周辺のお店
・コンビニ(徒歩5分)
・セブンイレブン
駅前にはお店がありませんが、TENJIKUに向かう途中にセブンイレブンがあります。便利です。
・地元のコンビニ プリーズ(徒歩5分)
駅とは反対方向ですが、地元のコンビニもあります。野菜やお肉も売っていました。お店の方も話しかけてくれて、のんびりした雰囲気で好き。
・飲食店(徒歩3分~15分)
居酒屋「万年屋」(徒歩3分)
夕方、ごはんを食べに行こうと思っていた万年屋さん。16時オープンでお座敷もあるようなので子連れでも行けるかなぁと思っていたら、臨時休業でした!残念。
・定食屋「キッチンカワセ」(徒歩15分)
万年屋さんがお休みだったので、少し歩いてキッチンカワセさんで夕ごはん。ハンバーグとエビフライの定食、大盛りで1300円。ちょっと奮発。
美味しかったー満足。お座敷も使わせてもらえてよかったよかった。
キッチンカワセさんは、地元の方で賑わっていましたよ♪
TENJIKU香取は、農業体験もできる
TENJIKU香取の周りは、畑や田んぼが広がります。のどかで落ち着きます。丹野ご夫妻が、近くで畑を借りているそうなので、案内していただきました。
この畑に、これまで来た旅人がじゃがいもなどの野菜を植えたそうです。
このような小さな畑には大型の農業用機械は入れません。手がかかるという理由で耕作されていない畑もあるそうです。TENJIKU香取では、そういった小さな畑を活用し、訪れた旅人が農業体験できるようにしてくれています。
「土を触りたい」「農作業を経験してみたい」と思われる旅人さんは、ぜひ農業体験をしてみてください。(今回は赤ちゃんがいるので出来ず。また来ます!)
TENJIKU香取でのサゴジョブ
TENJIKUに滞在するときは、地域のお手伝い(サゴジョブ)をすることになっています。
これまで訪れた旅人は、農作業や庭の砕石を動かすなど、力仕事をすることが多かったようです。
今回は、赤ちゃん連れということもあり力仕事は行いませんでした。代わりに、現地案内人の丹野さんにインタビューさせていただき、記事にするというサゴジョブに取り組みました↓
TENJIKU香取を訪れる旅人さんは、ぜひ読んでみてください。丹野さんの想いに触れられます。
▼TENJIKU香取から、人気の観光地「佐原」までハイキング
・TENJIKU香取から佐原までの道のり
滞在2日目。車の運転ができない私は、小江戸の町並みで人気がある佐原まで歩いてみることにしました。プチハイキングです。
TENJIKU香取から佐原の観光地までは、歩いて1時間強。子どももいるので2~3時間くらいかかるかな?
どんな風景に出会えるのか楽しみです。
最寄り駅である大戸駅を越えて、山側の道から佐原へ向かってみます。
・大戸神社
坂を登ってたどり着いた大戸神社。
神社の前には菜の花が咲き乱れていました。ちょっと寄り道してみます。
境内をフラフラお散歩。厳かな雰囲気です。朝早かったので、神社の方がお掃除したり、準備したりしていました。
落ち着く空間でした。境内には歴史が書いてあったけどゆっくり読めず。
・森とお花と、畑と田んぼ
神社を出たら、森の中の道を下っていきます。たまに車が通るので要注意!!木漏れ日が気持ち良いです。
景色が開けてきた。これから水を張る田んぼかな?香取はお米が美味しいみたいです。香取のお米、食べてみたいな。
民家と畑。農と生活が繋がっている暮らし、憧れる。
お花もきれい。のどかだなぁ、静かだなぁ。
東京から車で1時間半で、こんなにのんびりした風景に出会えるんですね。ポカポカしてて幸せな気持ちになります。
・諏訪神社
佐原が近くなってきた。諏訪神社で休憩。
ここも桜がきれい。お参りしてる地元の方に出会いました。
階段を何度も昇り降りする娘。段差を歩くのがマイブームのようで、延々と段差を求めて歩き回ります。
そろそろ行くよー。
・人気の町、佐原に着いた
やっと着いた佐原。娘を抱っこし、寄り道もしたから3時間くらいかかりました。さすが人気の観光地、平日でも観光客がまあまあいます。
小江戸の町並み、風情がありますね。小舟も出てて楽しそう。
とにかくお腹が減ったのでお昼ごはん。
・ランチは「だし処 まにまに」
平日だからか、お休みのお店が多い。川辺を歩いていたら「お座敷あり。お子様もどうぞ」の看板を発見!だし処まにまにさんでランチ。
鶏肉の定食。素材はすべて無添加みたい。スープめっちゃおいしかったです。娘とシェアするため、ごはん大盛り。1500円くらいでした。
ちょっと奮発のお値段ですが、とっても美味しく、ヘルシーで、お座敷でゆったりできたので大満足!!
・佐原の子ども休憩スペース
さわら町屋館で休憩。
おむつ替えや授乳ができるみたいです(今回は使用せず)。
自由に休憩できるみたいなので、ありがたや~
いろいろなスイーツやドリンクも売ってて美味しそうだったな~
・小江戸さわら舟めぐり
せっかくなので舟に乗ろう。1300円!!今日は奮発。30分間の船旅へ。
舟に乗る直前に娘が寝てしまったー。残念。
ゆったり川下り。娘、ぐっすり。(幼児は幼児用のライフジャケットあり。赤ちゃん用のはないので、抱っこしています。)
船頭さんから佐原の歴史を聞けたりして、楽しいひと時でした。
さて、帰ろう。疲れたので帰りは電車。さよなら佐原ー!
バイバイTENJIKU香取、また来ます!
滞在最終日の朝。TENJIKU香取の周りをお散歩しました。
農作業をしていた地元のおじさまとおしゃべり。4月末から田植えを始めるそうです。赤ちゃんを連れていたからか、ニコニコお話ししてくれました。
次に来たときは、農業体験もしてみたいし、地域の農家さんとももっとお話ししてみたいな。
今回は、TENJIKU香取の周辺を歩いて回る旅。出会えた景色や地域の方々から、たくさんのエネルギーをもらえた三日間でした。
TENJIKU香取まとめ
TENJIKU香取は、都心からも程近く、フラリと訪れることができるのが魅力。
車やレンタサイクルで周辺地域のスポットをめぐるもよし。
散歩してお気に入りの風景を見つけるのもよし。
畑で農業体験するもよし。
一人で来ても、家族で来ても、色々な楽しみ方ができると感じました!
「古民家でのんびり過ごしたい」「農作業を体験してみたい」そして「案内人の丹野さんや地域の方と繋がりを持ってみたい」と思う旅人さん。ぜひTENJIKU香取を訪れてみてくださいね。