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メモの魔力だけ読めば良い【就活参考図書】

日刊【書くメシU30's】マガジン木曜日担当のgata(@shoyaatg11)です。

今月のテーマは【就職活動】ということで、先週のU30マガジンでは【エントリーシート】を切り口に、マガジンメンバーそれぞれの就職活動について書いていきました。

私も7年前を振り返りながら、「ちょっと変わった就職活動」について書かせていただきました。

SNSを使った就職活動の話なのですが、要は就職という目標を達成するための手段はたくさんあるので、その一つの方法として参考になれば良いなと思いなと思い、書かせていただきました。

そして今回のテーマは就活シリーズ第二弾、「就活参考図書」です。就職という人生で大きな選択をするにあたって色々と悩むこともあるかもしれません。
例えば、このような悩みはありませんか?

・自分には何が向いているのだろう?
・やりたいことって何なんだろう?
・本当にこの会社に入りたいんだろうか?

そんな時におすすめの本を2冊ご紹介させていただきます。


①成功への情熱/稲盛 和夫

就活をしている多くの人が、自分はどの会社だったら一番活躍出来るのか?と考えているでしょう。でも、心配ありません。
私のように、ごく普通の能力しか持たない人間が、どうやって大きな成功をすることが出来るのか?について書いてあるのがこの本です。

著書である京セラ創業者である稲盛さんはこの本の中で、人生の結果(成功)を方程式で表しています。

人生の結果(成功)=「考え方」×「熱意」×「能力」

成功には「考え方」「熱意」「能力」の3つの要素があり、掛け算によって結果が決まります。それぞれ説明します。

【能力】
「能力」とは、才能や健全な肉体など、持って生まれた適性などのことですが、先天的なものになります。
【熱意】
「熱意」とは、どうしてもこうありたいという強い思いであり、自分自身で決めることが出来ます
【考え方】
「考え方」とは、どういう心構えで人生を送り、仕事をするかということで、能力と熱意とは違い、マイナス100点からプラス100点で考えます。

つまり、どれだけ能力があっても、熱意がないと結果は残せないですし、どれだけ能力や熱意があったとしても、ネガティブな人だったり、嫉妬、恨み、憎しみなど否定的な感情に囚われてしまう人であれば、掛け算なのでマイナスになります、つまり仕事での結果も出ないでしょう。

天才と言われる人でも、その「能力」を犯罪(マイナスな「考え方」)に、「ものすごい熱意」で使ってしまったら、元も子もないですよね。

しかし、情熱(仕事に対する熱意)があり、考え方がプラスの方向に向いている人であれば、能力がなくても結果を出すことが出来ます。特に、新入社員においては熱意が大事です。


なぜ、熱意が大事かということに対して少しだけ触れておきます。

ここからは持論なのですが、入社時における熱意はその会社の「人」「事業」「給料」で変わってくると考えており、ここがずれていると最大限の熱意は出ないと思っています。

▼それぞれの熱意のイメージ
人:この人のために死ぬ気で結果を出したい!(社長、魅力的!パターン)
事業:この業界を変えていきたい!(大学の専攻に関わる部分が多い)
給料:金を稼ぐために、とにかく24時間働いてでも稼ぎまくりたい!

もちろん、この他にも「名声」「経験」「職種」など色々な要素があるわけですが、ここで言いたいのは、

「自分は、何に対して情熱を注げるのか?」を明確に把握する

ということです。ぶっちゃけ、会社なんて入ってみないと自分に合っているかどうか分からないですし、がっつりインターンでもしなければ、どのような会社かも分かりません。

その時に、どんな厳しい環境であれ、何が起ころうとも、この軸はブレないなというポイントを把握しているかしていないかでその会社で成功出来るかどうかが左右されます。

では、どのようにすればこの情熱が捧げるポイントを把握出来るか、という話をしていくのですが、手段としては就活生がよくやっている「自己分析」で解決すると思っています。

ということで、最強の自己分析ツールとして、SHOWROOMの前田さんが書いている「メモの魔力」という本をご紹介します。

【成功への情熱】のまとめ
1、成功は「考え方」×「熱意」×「能力」で決まる
2、新卒時代(入社した後)は熱意が大事
3、熱意の深堀は自己分析で解決する


②メモの魔力/前田裕二

先ほどもお伝えした通り、自分は何に対して熱意を持つことが出来るのか?という問いに答えるのは重要です。

このように自分と徹底的に向き合うことに対して、このメモの魔力の右に出る方法はないでしょう。

「 就活 = 行動量!!」という考え方も嫌いではないですが、企業の採用期間(選定期間)も決まっているわけなので、効率良く動く必要があります。


私はMA(マーケティングオートメーションツール)の提供も行なっていることもあり、人海戦術で行動量をKPIに営業活動をされている多くの会社を見て来ていますが、熱い訪問先(見込み客)に訪問出来るようになると、「あの苦労して飛び込みをしていたのはなんだったんだ。笑」という意見を頂くようになります。

それと同じで、限られた時間の中で運命の会社と出会うために、ある程度自分の優先順位が高い項目を可視化して(自己分析)、それから訪問出来る母数を最大化していくのが良いのかなと思っています。

メモの魔力の細かいメモ術に関しては、noteやTwitterやブログで多くの方がまとめられているので、実際に写真として上げられているメモを見ていただきたいです。

Twitterの画像検索で、「メモの魔力」「1000門ノック」と検索すると、どのようにメモをして、どのように自己分析しているかが大量に出てくるので、是非見てください。

そして、実際に本を購入して実際に書き始めてください。必ずなんとなく分かっていたけど、明文化されていなかった多くの発見がそこにはあるはずです!

とにかく、書いて、書いて、書きまくる!!

私も去年の年末にこの「メモの魔力」を読んだ後、仕事に関して自己分析をしてみました。

まだ慣れていない時に書き殴ったメモなので抽象化も転用も甘いですが、一つはっきり分かったことは、自分が仕事に対して一番プライオリティが高く大事にしたいのは「好奇心が得られる環境」でした。

つまり、新しいことにチャレンジできる環境下ではない会社に入ってしまっていたら、すでに退職をしていたかもしれません。

そういう意味では、ホールディングス内のグループ会社を行き来できるキャリアアップ制度や新しい部署が法人化していき、多くの経営者を育てていくという会社の方向性にぴったりハマっていたのだと思います。

私の場合は結果論ではありますが、自分が一番大事にしたいことと、会社の方向性がマッチしていたためここまで充実した社会人生活を送ってこれたのかなと感じます。

就職活動をする上で、自分に合った会社に入りたいのであれば、また、後悔しない就職活動にするためには、徹底した自己分析をすることをお勧めします。

【メモの魔力】のまとめ
1、自分と向き合い何を大事にしたいのかを徹底的に探る
2、書いて、書いて、書きまくる!!
3、自分が大事にしたいことを明文化する


まとめ

今回は、「成功への情熱」という本と「メモの魔力」という2冊の本を紹介させていただきました。

色々書きましたが、多様化したこのご時世。就活をしている理由も、働くことに対するモチベーションも人によって全く状況が異なるかと思います。
1冊目で紹介した成功への情熱に関しては、「いやそもそも成功なんてしようと思っていないし!!」という人もいるかもしれません。
もちろん、それを否定する気もありません。

ただ、メモの魔力での自己分析は必ずやった方が良いと断言できます。大事なのは、今自分には何が必要で、どうなりたいかについて真剣に向き合うということなので、是非自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか?

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山縣 昇也
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