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暑い夏の夜に読みたい「妖怪カルチャーブック」【ヤマケイのこんな本】

夏の定番行事といえば、肝試しや怪談があります。
夜の闇の向こうから現れたらこわ~い奴ら、妖怪。
子どもの頃に夢中になった方も多いのでは?

日本は世界でも珍しいほど多種多様な妖怪が生まれた国です。

なぜそうなったのか?
どんな妖怪がいるのか?
そして現代では、どこに行ったら会えるのか?

妖怪やアヤカシのモノたちに興味を持ったとき、初めに読みたい『ときめく妖怪図鑑』をご紹介します。

■妖怪ってなんだろう?
漫画やアニメでもおなじみの河童や一つ目小僧、かれらはどこから来たのでしょうか。
また、「妖怪」の定義とは?

古くは神話に登場する生き物から、江戸時代にたくさん描かれた化け物絵まで。日本の妖怪が生まれた歴史をダイジェストでお届けします。

■美しくも怪しいイラストで楽しむ妖怪図鑑!
のっぺらぼう、天狗、雪女など誰でも知っているメジャーな妖怪から、全身毛むくじゃらの「否哉(いやや)」、日本全国の河童たちなど知っているようで知らない妖怪まで。
全国津々浦々の妖怪たちをご紹介!

■妖怪に会いに行こう!
妖怪の聖地「水木しげるロード(鳥取県境港市)」、柳田國男の『遠野物語』で知られる岩手県の「遠野郷」などをイラストマップでご案内します。
実際に訪れて、妖怪たちに思いをはせてみてはいかがでしょう?

もしかしたら、あなたの地元にも妖怪にまつわる伝承が残っているかもしれません。

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今も昔も、わたしたちと近くて遠い存在である妖怪たち。
本書を読めば「妖怪」のことをもっと知りたくなること間違いなしです。