\本日の超特選素材~特大金目鯛/
今日は久々の特大金目鯛の干物を生産します!!
金目鯛は煮付けのイメージが強い魚ですが、塩味も抜群に美味しいです。煮付けとの違いは煮物は煮汁の味にもかなり左右されますが【個人的には料亭のサラッとした煮汁では無く、ゲル状の田舎の家庭料理風が好み】、塩味は基本的に1つですし干物にすることで水分が抜けて金目鯛本来の味がしっかり楽しめますのでオススメです!!
実は金目鯛というのは私が干物屋に戻った十数年前は高い魚ではありましたが、決して手が出ないほど高くも無く、時には数量がドカッと水揚げされ一時的にはかなり安く買えた魚でした。当時から「のどぐろ」や「キンキ」といった赤物はかなり高かったんですが、金目鯛は徐々に出世した魚なんです!! 考えて見れば子供の頃には金目鯛の煮付けは意外と食べていた気がします。
最近はこのように「イカ」や「サンマ」「さば」といった魚が大衆魚から高級魚に変身する魚がかなり多くて・・・。「魚=ごちそう」という感じになってしまっている気が・・・。
金目鯛はその赤い風貌から徐々に高級魚化していった魚ですが、特に「赤物」と呼ばれる魚はかなり高級魚化していってますね。
なぜなんでしょう?
水揚げされる数量が少ないから、と簡単に考えて良いのでしょうか?
水揚げが少ないとは言え今は肉食が゛普通゛になっているので魚の消費量は昭和と比べてかなり少なくなっているハズですから需要と供給はバランスするはずなんですけど・・・。
私はここで1つの仮説を考えてます!!
【かなりくだらない考えなので読み飛ばしてかまいません。ホントに・・】
10代~40代までは魚を食べる割合が少ないのですが、50代世代から割合がグンと増えています。
実はその世代【私もですが】は「赤」が好きな世代なのでは、と?
考えて見れば車も「赤いプレリュード」や「赤いファミリア」【懐かしいなぁ~】など今ではあまり見ない赤い車がかなり流行った時代を若い頃過ごしてきました。
個人的にこの赤が流行った背景を考えると・・・
「ファーストガンダム世代」なのかな、と?
量産型の車の中でも赤い車は「3倍速い」と思っている人も多い世代【?】なので「赤」は特別な色なのかもしれません。もしかしたら魚も「赤い魚は3倍価値がある」と本能的に感じ取っているのでは? 信じるか信じないかはあなた次第です!!
本日も高い魚なので試食は出来ないんですが・・・しっかり魚を目利きして選びましたのでこの金目鯛の干物はオススメです!!
特大金目鯛干物 1枚
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