Canva×ロイロノートで学校のまとめやレポートをおしゃれに！シンプル操作で見栄えアップ！

2024年12月7日 06:41

GIGA端末の整備が始まってから、目にする機会が急激に増えてきているCanvaですが、みなさんはCanvaを使っていますか？

僕は、仕事でもプライベートでも使う機会が徐々に増えてきており、学校では教育版、プライベートではPro版に課金して使用しています。

Canvaには、豊富なテンプレートや素材が用意されていて、デザインの知識がなくてもそれっぽいデザインのものを作ることができ、非常に便利です。

一方で、学校の授業で使うことを考えると、機能が多くて迷ってしまう面もあります。

今回は、Canvaで作ったテンプレートをロイロノートで編集することで、Canvaのおしゃれなデザインと、ロイロノートのシンプルな操作性を両立させる方法を紹介します。

（１）データの流れ

今回の流れは、以下の通りです。

Canvaで作成したデザインをPDFとしてダウンロードし、テンプレートとしてロイロノートで配付した後、子どもたちが編集して提出するという流れです。

子どもたちはロイロノートで編集するので、凝った編集はできませんが、使い慣れたツールで、シンプルに編集を行うことができます。

学校では、
・まとめ新聞づくり
・レポート作成
・お礼の手紙
・寄せ書き
・絵日記
・賞状
などで使うことができます。

Canvaで使いたいデザインを見つけたら、子どもに入力させたい部分を削除して、PDFとしてダウンロードし、ロイロノートにアップロードします。
※この際、ただのテンプレートを送るだけでなく、書き方の例として入力されているものも一緒に送ると、子どもが完成形をイメージできます。

子どもたちは、ロイロノート上でテンプレートを受け取り、完成次第提出箱に提出し、教師が提出箱の内容を確認し、添削を行います。

添削した内容はロイロノートで返却してもいいですが、子どもが見比べながら修正できるように、紙に印刷して配布するのも有効です。

手書きした新聞を修正することには抵抗がある子どもでも、クラウド上のデータを修正はすんなりできることもあるので、特別支援の児童・生徒にも有効な手立てと言えるかもしれません。

完成したら再提出させ、紙に印刷して教室に掲示したり、データとして配布したりすることができます。

Canva×ロイロノートを学校で活用することで以下のメリットがあります。

Canvaは多機能でいろいろなデザインができる反面、操作に慣れていない子どもにとっては、どのような操作が必要なのか理解するのに時間がかかります。

ステップを踏みながら操作を理解させていくことは重要ですが、日ごろから使用しており、操作性がシンプルなロイロノートで編集を行うことで、端末の操作が苦手な子どもでも、素早く目的の資料を作成することができます。

作成したまとめは、教師の添削・修正が必要になるケースがありますが、手書きしたまとめを修正するのは大変です。

デジタルで作成してあれば、誤字・脱字を簡単に修正することができますし、レイアウトを簡単に修正することができます。

Canvaのおしゃれなデザインが使用できるので、完成したもののレベルが高く見えます。

手書きのまとめも味があっていいですが、見栄えのいいものが完成すると、子どもたちのモチベーションも向上します。

また、手書きのまとめに写真やグラフを挿入するのは結構な手間ですが、デジタルなら簡単に挿入してレイアウトを整えることができます。

おしゃれなデザイン×視覚的な資料の簡単な挿入で、まとめが見やすく・伝わりやすいものに進化していきます。

一方で、Canva×ロイロノートを学校で活用することには以下のデメリットがあります。

ロイロノートは、もともとデザインのために設計されているツールではないので、かなり機能がシンプル化されています。

そのため、
・フォントが変更できない
・文字を傾けることができない
・図形を挿入することができない
など、できることには制限があります。

文字を入力する・図や写真を挿入する程度であれば十分ですが、ロイロノートで機能が足りないと感じ始めたら、Canvaを使い始めるといいのではないでしょうか。

今回の記事では、Canvaとロイロノートの活用でおしゃれなデザインをロイロノートでシンプルに編集する方法について考えてきましたが、いかがだったでしょうか。

デジタルの力を活用すれば、これまでよりも見栄えがいいものを少ない労力で作成することができ、教師も子どももハッピーになれます。いろいろなツールを積極的に活用していきましょう！

今回の記事が、みなさんの参考になれば幸いです。

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