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私がプーアール茶を買ったわけは

朝は一杯のコーヒーとバナナで一日は始まる。

ニューヨーク時間が終わる前に朝起きだす。時間はまだ4時前だ。いまは冬時間で6時まで市場は空いているが、夏時間のままの時間帯で生活している。長野の寒さは厳しい。子供の頃は雑巾がこうっていたものだが、地球温暖化のせいかそこまでの冷え込みはめったにない。

起きるとすぐに台所に向かい、一日分のプーアール茶用とコーヒー用の分のお湯を沸かす。沸かしてる間に体重を毎日はかる。前日に食べ過ぎたりすると体重が増えていることもある。しかしそういうこともほとんどなく、変わらないことのほうが多い。

コーヒー豆を電動コーヒーミル挽く。時間は15秒が多いが適当だ。豆にもこだわりがあるわけではない。スーパーで売っている普通のものだ。ガラスのポットにプーアール茶のティーバッグを放りこみ湧いたお湯を注ぐ、大体700mlだ。これで一日分だ。それと同時にコーヒーにもペーパードリップで蒸らしてから、二回に分けてお湯を注ぐ。

コーヒーができる合間に歯磨きを行う。だいたいの時間がたてば熱いコーヒーの出来上がりだ。買い置きしてあるバナナを一本頬張ると、PCのある二階に向かう。バナナを食べながらPCで今日の相場の様子を見ていく。何かあれば注文を入れることもある。

プーアール茶の方は昼間にのどが渇いたときにがぶ飲みだ。寝付きがいい方ではないので、コーヒーは飲みすぎないようにしてる。

いまはこんな感じで飲んでいるが、他のものもずいぶんと試した。インスタントコーヒーをはじめは飲んでいた。試しに粉でペーパードリップで飲んでみると、その違いは大きかった。別の飲み物を飲んでいる感じだ。コーヒーは苦いけれど、黒く濁った飲み物にこれほどハマってしまうとは思わなかった。昼食後もコーヒーを飲む。いまではこれなしの一日はつまらない。

キーボードを叩いているときには、デスクの上にはコーヒーか、プーアール茶が置いてある。コップから飲みしながら書いてる。これもいろいろ試した。はじめはソフトドリンクをいろいろ試した。コーラやペプシ、炭酸水やオレンジジュースも試した。砂糖の入ったものはどうも体によくなさそうでカロリーオフのものも試したけれど、しっくりこない。次にお茶系で緑茶も試したし、ジャスミン茶やほうじ茶も試した。

結局入手しやすさや値段もあっていまのものに落ち着いた。こだわらなくてもいいのではないかと思うかもしれない。でも自宅で作業する時間がながいので、飲み物は重要だ。詰まって書けなくなったときなど、コーヒーを入れる時間が休憩にもなる。一息ついて飲むのもいい。

飲み物を何にするかで幸福度は変わる。会社で働いていたときは休憩の時間に自動販売機でジュースを飲んだりしていた。カップでジュースを飲むと休憩したという実感があったものだ。いまは飲むのは自由だけれど、それでも工夫はいる。これだけでもずいぶんと変わるものだ。これが私がプーアール茶を買ったわけ。




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