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電話をかけた側が先に名乗る名乗らないの是非

最近は誰も気にしないのかも知れないけど、僕は気にする。


電話をかけたら、相手の名前を尋ねるよりも先に自分の名を名乗るということを。


電話を受けたら、知っている相手なら「はい、○○です。」と先に名乗り、知らない番号なら「はい」しか言わないということを。


①の場合
相手の名前を先に聞くのは一見丁寧なようで、むしろ失礼なように僕は感じる。自分から電話をかけて、かけた先が自分の思った相手に間違いないか、確認したい気持ちは分かる。しかし受け手からすれば、まだかけ手が誰か分かっていないままに自分だけ一方的に名前をを訊かれる。先出しジャンケンを強制させられている。いい気持ちがしない。まずかけ手が誰かを知りたいのに、自分から言わされているのだ。「○○さんでよろしかったでしょうか?」訊き方も最悪。二重苦だ。
僕が仮に「中山さんのお電話でしょうか?」と知らない番号からの電話を受けたら、正解を答えずに「どちら様でしょうか?」か、「いえ違います」と言うことにしている。僕がどんな素性の人間か知らず、買い取った名簿の上から順にかけているだけのそこのあなた。そうあんただよあんた。

②の場合
知っている相手から受けたなら、相手方に「こちらはあなたの思った通りの相手であること」をまず知らせたい。まず相手に安心してもらう。コミュニケーションの基本のキだ。
知らない相手から受けたなら、先にわざわざ名乗る必要はない。わざわざ自分の氏名をご丁寧に無料で提供してしまえる程、僕は安売りしていない。ともすると、かけ手は番号リストだけを見て僕をC-3PO的に記号でしか認識してないかも。誰か知らずにかけて、ご丁寧に名乗ってくれたらラッキー。番号と名前の照合に成功。精度が上がった名簿はより価値が高まる…なんてこともあるかもしれない。


まあ何にせよ、かけても受けても、
知ってる相手なら先に名乗って礼を尽くせ
と僕は思うけどな。

知らない番号は、

んーーー、

ほっとけ
必要ならまたかかってくるさ。

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