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良かれと思って安易に「よかったね」と声を掛けることはふさわしくない場合がある。

「よかったね」

寄り添う一言。
喜びの気持ちを聞いた後の一言。

相手は喜んでいる。
喜んでいる?

いや、分からない。
喜びの気持ち」というのはこちらの勝手な判断が入っている。

厳密には、
客観的に見れば利益になったと思われる報告を聞いた後の一言。

十中八九喜ばしいんだけど
相手は気持ちを言ったわけではなくて報告しただけ。
起こった事実を教えてくれただけ。

勝手に「よかったね」なんて。

自己満足だ。

早合点もいいとこだ。


さあ、「よかったね」という前に気持ちを聞いてみよう。
話はそれから。
全然よくなかったかも知れないよ。


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