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「既得権益が大きいとリープフロッグしにくい」は自分にも当てはまる。

今日のタイトル、分かりにくいと思う。
なんとか説明してみる。


リープフロッグ

既存の社会インフラが整備されていない新興国において、新しいサービス等が先進国が歩んできた技術進展を飛び越えて一気に広まること。リープフロッグ現象ともいう。

Wikipedia

アフリカの新興国や中国の発展がよく例に挙げられている。
かねてからの先進国 日本では、そういった新興国の「ひとっとび」の発展が起きにくい状態。
・キャッシュレスが日本で進みづらいのは、ATMやコンビニが全国に存在し、好きな時に現金が卸せるから
DXデジタルトランスフォーメーションが日本で進みづらいのは、アナログの状態でのインフラや行政サービスなどがきめ細かく整っているから
などなど…
既存の日本の物質的な豊かさが、リープフロッグを必要としていなかったということ。

「既得権益」というと僕個人的には"悪代官"のようなイメージがついて回るが、"一億総中流"と言われた時代に戦後復興で築いた日本人の生活基盤が「既得権益」なのだとしたら、それは決して"悪代官"ではない。むしろそうやって獲得してきた「既得権益」自体は誇らしく思っていいとは思う。でもそれのせいで次のイノベーションやリープフロッグに繋がらないのはもったいないなぁと。

ビジネスや経済やメガテックに詳しくない素人が、各所から得た情報をもとに導いたあくまで個人の雑感。


そんなこんなの「リープフロッグ」が、なぜ自分にも当てはまるのかというと。

自分の中に巣食う「既得権益」、
それはたとえば
固定観念と言ったり
安定志向と言ったり
現状維持バイアスと言ったり、

あるいは「無知」と言ったりできるかも知れない。

知らないがために、
「初めてのことは得体が知れない」「今のままで十分」という考えに至る。
知らないがために行動できない。

新しいことを知ってさえいれば、
次に進むもその場に留まるも、自分で選択できる。
「無知」では考える余地がない。選択できない。

自分の中の「既得権益」が大きいほど、自分をリープフロッグさせることは難しくなると思う。

リープフロッグしないといけないわけではない。それだけ現状が安定していて素晴らしいということでもあるから。

でもできるだけ自分の中の「既得権益」を政権交代させ、新陳代謝を高めて、変化できるタイミングは失わないようにしたいなぁと思う。

自分に「リープフロッグ」のタイミングが来たら
捉えられるようにしておきたい。


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