☆うちのバッチャ全文掲載☆~過去にとらわれない長男~
数年前のクリスマス・イブのことです。その日、夜にクリスマスパーティーがあることを知った4歳のマペ次郎は、朝から晩まで完全にテンションが上がってしまい、大笑いしたかと思えば大泣きをするというのを繰り返しておりました。
欲しかったオモチャもプレゼントに買ってもらって、マペ次郎の興奮具合は最高潮に達していました。
その夜。自律神経が高ぶったのか、夜中に寝ていて何度も叫びながら起きるマペ次郎……。「一体、どうしたの?」と聞いても寝ぼけているだけなので、本人は気づいておりません。長男の師匠(8才)も横でおとなしく寝ています。
朝まで定期的に叫び出す次男坊のおかげで、結局眠れなかった私は「朝になったら絶対、文句を言ってやろう」と思い、マペ次郎が起きるのを待ちました。
そして、翌朝。「おかあさん、おはよう」と、何事もなかったかのように笑顔で言ったマペ次郎に、私は言ってやりました。
「昨日はマペちゃんのせいでお母さん、全然眠れなかったんだからね!」と。すると、横で聞いていた長男がすかさずこう言ったのでした。
「もう、昔の話はいいだろう!?」
む……昔の話って、今から2時間前の話なんですが……!
驚いたものの、確かに長男の言うことも一理あると思い、今年の目標は「過去にこだわらない女になる」ことに決めたのでした。
これからは、未来のことだけを考えて生きよう……。そう思っていた矢先に風邪を引きました。
39度の熱を出している最中に、風邪を引いてる時特有のアイディア群が現れ始め、「そういえば、こうなる前に松の木の盆栽を買っておけばよかった」とか、「水に入れると水素が出るマグネシウムの入った棒を買っておけばよかった」などと、
未来を見つめるはずの私は完全に過去を振り返っていました・・・・・。(*´Д`)
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