過去との決別。
友人が過酷な労働から顔面麻痺になってしまって、がんばって氣を当てたけど職場に戻ったらすぐまた顔面麻痺が始まって、お医者さんも薬も出せない。顔面麻痺になってから半年が経ち、ようやく仕事を辞めたのだけど症状がまだ残っている。
これを、氣圧療法士で指談(指で意識のない方とお話ができる方法)の牧野順子さんに聞いたところ、
「身体の不調は、身体からのメッセージですから、どんなことを身体が伝えたがっているか、考えるきっかけなんです。そのことを踏まえて、アファメーションもされたらいいと思います。」
と語られたんだドグ。
「アファメーションは、自分はこれから良くなるって、宣言しちゃうこと。その人はもう、職場がないのにまだ自分に影響していると思ってるから、症状が消えないのね。もう、関係がないって思うといいのよ」
ああ、わかる。
かく言うドグ子も今日は過去の事象に引きずられて、理由もないのに胃が痛いという、珍しくセンシブルな一日を過ごしていたんだドグよ。(*´Д`)!!
嫌なことは今はもう関係ないのに、「関係ある」と思ってしまう。それほど、人って傷ついたことに敏感で、脳みそや身体に傷を負っててそいつが何度もぶり返してしまう。
『身体はトラウマを記録する』というトラウマ研究の第一人者による本を丸々一冊読んだところ、トラウマを負ってる人の数はものすごく多くて。そしてそれを治す手立てが紹介されているんだドグけど、「これは普通に受けられそう」というのは左右対称に動くことと、眼球運動しかなかった。
眼球運動は適切な指導を受けないと「余計に悪くなる」と、受けた友人が言うので、それを言われたらもう運動しか残ってないと思うドグ。
左右対称の運動(ヨガやラジオ体操)と眼球運動の共通点は、左脳にも血流を回すこと。
恐怖に囚われている時人は、右脳の活動が活発になっている。怒っている時もそう。感情を司る右脳ばかりが活発になって、論理的な思考を司る左脳に血液が回らない。でも、左右対称の動きは血流が左脳にきちんと回るように手助けしてくれる。
そんなわけで。
ラジオ体操でもやるか~って思ってる。(;´Д`)
怒ってる時に「怒ってること」と「過去の事象」を考えると、ますます深みにはまるから。「私にはもう、関係がない」と割り切ってしまおう。
本当はもっと、もっと遠くまで私達は逃げられる。
だから、傷ついてる間は「傷つく方」を選択しているんだと思う。
こんな時はスピッツの大好きな曲『スパイダー』でも聞いて遠くまで逃げてしまおうと思う。(*´ω`*) この曲は生まれて二十年以上経っても、いい曲だドグよ。
♪だからもっと遠くまで君を 奪って逃げる
♪ラララ千の夜を飛び越えて 走り続ける