学調まであと少し
静岡県の中学3年生は、9月3日に学力調査を受験します。
夏休みはこの学調を目標に頑張って勉強してきたのではないでしょうか?
多くの塾では分厚い問題集を解きます。
静岡県の学調に特化した5科目入の問題集がいくつかあります。
まぁ全範囲基礎を復習することに変わりはないのですが、モチベーションが違いますよね。
「プロ野球選手を目指す」と「野球の練習 基礎」という2つの本がある時に、前者の方がやる気がでそうです。
話を戻すと、夏休みに1年生の範囲から3年生の1学期までの範囲を総復習したはずです。
残り1週間のこのタイミングで、全ての問題を解き直すのはかなり厳しいです。
しかし、真摯に取り組んできた人は、ここから何を確認すべきかが分かります。
問題集に正確に痕跡を残せたかどうか。
ノーヒントで出来た問題は◯。
ヒントを少しでも見たら✕。
選択問題で根拠なく正解した問題も✕。
✕の問題を確認していけばよいのです。
また、科目によって、分野によって、得意不得意があると思います。
得意な科目・分野から優先的に復習しましょう。
もちろん問題を最初から最後まで解く必要はありません。
計算ミスで間違えた問題は、ミスした部分を確認できればよいですし、方程式の文章題は式が立てられればOK、など時短が可能です。
とにもかくにも、これを実現するには、正しく問題集を使うことが必要です。
第1回の学調が終われば、第2回学調対策問題集、それが終われば入試対策問題集に取り組むことになるはずです。
膨大にある問題を前にして「もう無理だ」と思うのではなく、優先順位をつけて、1つ1つクリアしていくのが勉強です。
残り1週間。
この夏の努力を結果に結びつけましょう。