静岡県学力調査　２年　英語　令和６年

大問１２３　リスニング

大問１はイラスト問題。

単語だけ聞いても答えにはたどり着きません。

話のストーリーを追いましょう。

大問２は要約の穴埋めを日本語でする問題。

この問題も例年通りです。

音声が流れる前に要約文を確認すれば、入りそうな日本語とその英語表現まで浮かぶはずです。

細部まで聞き取らないと正解になりません。

第３問は会話文とそれに対する質問に答えた文の穴埋めを英語でする問題。

答える単語のスペルが少し難しかったかもしれません。

アクセントが難しい単語があり、覚えていないと難しく感じると思います。

大問４　会話文

選択問題と並べ替え問題なので、頑張れば必ず答えられる問題です。

リスニングで１０分以上時間が取られてしまうので、この問題をいかに速く解くかが重要です。

大問５　長文読解

外国人観光客についての話でした。

一般教養として知っていれば、読みやすい内容だったと思います。

オーバーツーリズムは脚注に「オーバーツーリズム」と書かれていたものの、オーバーツーリズムが何なのかの説明は本文にしかありませんでした。

日頃英語を勉強するときに、分からない単語をすぐに聞いたり調べたりするのではなく、予測することが大切です。

知らないであろう単語の意味を予測させる問題もあるので、是非意識的に予測をしてみてください。

例年、動詞を変化させる問題が出題されていましたが、今回は空欄に接続詞を入れる問題でした。

選択問題だったので、不規則動詞の過去形に比べれば簡単です。

大問６　英訳

色々な表現方法がありますが、書きやすいのは以下の通りです。

（１）be going to, will
（２）there is, there are　不定詞の形容詞的用法
（３）What kind of
（４）Could you ~?

教科書や問題集の例文を丸ごと覚えて、問題に合わせて微調整しましょう。

大問７　英作文

ポイントは
・ストーリーを作りやすい選択肢を選ぶ
・書ける単語のみで書く
・条件を守る

今回の選択肢は、スポーツ、祭り、写真。

どれでも良いのですが、３つのまとまった文を作りやすい選択肢を選んでください。

その際に、知っている単語や文法で書けるかどうかも考えましょう。

あとは、絶対に条件を守りましょう。

総評

大問ごとに配点を見ると、
リスニング　１５点
会話文　７点
長文読解　１４点
英訳　８点
英作文　６点

リスニング３割、読解系４割、英作文系が３割の配点です。

最優先は文法のマスターです。

文法が理解できると文が分かります。

文が分かると長文が分かります。

その段階で単語の知識も増えていることでしょう。

リスニングはいくら聴き取れても、単語が分からないと分からないし、文法の知識があると、聴き取るべきポイントが分かります。

４技能が大事と言われますが、個人的には文法が最重要だと思っています。

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