人と話すとワクワクする
秋の訪れとともに、私はほんの少し心がときめいています。社会が日常を取り戻そうと動き始めているからだと思います。定年退職して活動範囲が限られている私にも、人と対面する機会がほんの少し増えてきそうです。
先日、私が関わっている大学のOB会の打ち合わせがあるというお知らせが届きました。暫くOB会は密を避けるために休眠状態だったのです。
1年半前にテレビ局を定年退職した私は、まだまだ余力があったのでフリー活動を始めましたが、コロナ禍とぶつかって仕事はほとんどありません。個人的には大ショックです。
しかし、91歳の母と二人、過ごしてみて、これからは母を一人っきりにしておくのは難しいと考えるようになり、タイミングとしてはよかったのかも知れないと思っています。しかし社会とのつながりが無くなるのは辛いことです。
そんな中、月に一度大学のOB会の会合があるのが丁度良いペースだと思っていました。短い時間でも社会との接点が持てるからです。お休みだった会合が再び始まりそうな気配を感じて私は少しワクワクしてきました。
トンネルの向こうに小さな光が見えてきたような気がします。
こうして人とのかかわりが少しずつでも増えてくるのが日常を取り戻すと言う事なんだと思います。
明るい兆しを感じると少し前を向く気持ちになってきます。
仕事を離れると人との距離が出来きてしまい、自ずと社会との接点が小なくなってきます。そうならないように私は定年後SNSの世界に飛び込んで、こうしてnoteに投稿していますが、やはり人と対面して情報を共有するのとは大きく違っていると思います。
家にいてそれが世界につながっていることは本当に素晴らしくありがたい事なのですが、これまで人と人が対面して繋がる事が当たり前だと思っていた私の年代にとって、より強くつながりを感じるのは対面です。
ランチや飲む席を控えていた仲間たちからも、そろそろ再開のお知らせが来るようなそんな空気を感じ始めました。
「少しづつ日常を取り戻していければいいのにな―」と個人的につぶやいています。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《元気な時にやれることはやったらええ》
リビングでコーヒータイムのばあばと。
「行ける時に行ったらええよー、コロナが早よ収束したら何でもできるけんええんよ、寒ならん内にいろいろ動けたらええねー」
「お母さんも身近なとこでも行きたいんよね」
「元気な時はやれることはやったらええ、私はその時に備えて体づくりを頑張るよ」
91歳の意欲にはいつも驚かされます。本当にコロナ禍前のように行動したいです。
【ばあばの俳句】
居ながらに旅を楽しむ夜長かな
最近はなかなか思うように色々な所に出掛けられません。特に高齢の母は自分の足腰の弱さもあって、遠くに出掛けることは難しくなりました。そんな中、秋の夜長に、テレビの画面を見ながら旅をした気分になっている自分の姿を詠みました。
いつも、母は一人でも映像を見ながらなんだかんだと感想を言っています。テレビがあって本当に良かったと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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