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物忘れの始まりかと思った出来事

「今日は天気がいいから散歩しよう」と意気揚々と玄関まで出て気がついた。「あれっ、鍵がない、ポケットに入れたはずなのに」と思い、慌てた。それまでの導線をさかのぼってみるが、鍵は見当たらない。私はうろたえてしまった。

「さっき、スエットのポケットに入れたはずなのに何で・・・」と思いながら再び懸命に探したが見当たらない。「この前、鍵を持って出たのは二日前だっけ、あの時は家に帰ってから何処に置いたかなー」記憶を辿るが定かでない。

私は一瞬頭が真っ白になった。
「もしや私は、健忘症かなー」そう思い始めると物事を冷静にみられなくなる。

イライラしてきた

そんな時、私の様子を冷静に見ていた母が言った。
「あんた、さっき納戸に入ったよ」そう言えば母にトイレットペーパーを出して欲しいと言われた気がする。そうだ、間違いなく言われた。

「出掛けにめんどくさいなー」と思って納戸に入った事を思い出した。

納戸を覗いてみた。すると案の定入り口近くの藤のカゴの上に探し求めていた鍵が落ちていた。どうやらスエットのポケットからスルリと落ちてしまったようだ

一瞬にして霧が晴れた。
「あー良かった、私は健忘症ではなかったんだ」と一安心した

私は再び散歩に出かけながら、その出来事を振り返っていた。

あの時、見つからなかったら私はきっと今も何日か前の自分の行動をおさらいしていただろう。そして、あちこち探し回っていたに違いない

この一件で反省した。
一つ一つの動作をしっかり振り返ることができるくらい、落ち着いて行動しなければと。
取り敢えず健忘症で無かったことに安堵した



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