さりげない日常を大切に生きる
私のライフワークでとても重要なことは毎日の食事の献立です。
私は毎日のルーティンになっているnoteの投稿を終えてから、昼食のメニューを考えます。
何故なら母の今の一番の楽しみが食事だからです。
「今日のメニューは何にしよう」
冷蔵庫の中の食材と相談しながら献立を考えます。
これ中々が大変です。
私一人の食事であれば何でもいいのですが、母は本当に面倒なのです。
自分の中で受け付けない食材や食べ合わせがあり、硬いものは難しく、味にもうるさいのです。
私は憂鬱になる時がありました。一生懸命食事を作っても、母が食卓に上った食事を見て、一瞬げんなりするのです。それで私は料理のやりがいもそれまでの思いも一瞬の内にどこかに飛んで、虚しい食卓になっていました。
これではいけないと思い最近私は、一つの考えに到達しました。
唯一食事に人生のプライオリティーがある母に対して、母が今日生きていてよかったと思う食を提供することを目標にしようと。そう思えば作る労力も苦にはならないと思ったのです。
食で人の寿命も延び、人生が楽しいと感じることが出来るのであれば、母のために料理を作る事は母を幸せに導く最短の作業なのだと。
そう思うようになってからは日常の家事の全てが人を幸せにすることの一つなのだと思えるようになりました。
毎日の掃除は人を心地よくするため、整理整頓は言わずもながです。
そう考えるとさりげない日常をきちんと大切に生きることが自分自身を幸せにすることなんだと思うようになりました。
母が喜ぶ献立を考えることは、母の人生を豊かにするための娘の恩返しだと思って、今日も料理を作っています。
「今日のお味はいいね、私はこんなのが好き」母のこの言葉を貰えるように私は今日も台所に立っています。
そして、美味しい食卓が家族の和にもつながっているのです。
さりげない日常の様々な事柄を大切に生きることが、幸せな家庭生活を作るんだと、改めて思っています。
【毎日がバトル：山田家の女たち】
《家が整頓されとったら仕事がはかどる》
「生きることはやっぱり食に始まるけんね、栄養を摂らんといかん。
私は食事にお金を描けるんは惜しくないんよ、病院に行かん為に食事で管理しよるけんね」
「日常生活で他に大切な事は」
「家の中が整理整頓されとったら何をするのもはかどろう、今頃本当に思うんよ、何をするのもぼんやりしとったらいかん、毎日規則正しく、きっちりした日常生活をするんがええと思う、それが人生において大事なんよ」
初春や心に刻む健の文字
91歳の母の一番の願いは健康です。日々健康に過ごすことが自分の趣味の俳句やイラストを楽しむことにもつながっていると思い、今年もベッド体操や軽い運動と食生活をきちんと整えて過ごして行こう、そんな決心が感じられます。
私も母を見習って、朝の体操を日課にしたいと思っています。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。
また明日お会いしましょう。💗