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3ヶ月分の録画を削除

早起きをして、テレビを付けましたが、とりたてて興味がある番組が無かったので、録画を見ようと操作していて気が付きました。
3ヶ月も削除していなかったのです

消したくなかったわけではなく、見終わった番組を削除するのが面倒だったのです。

整理しようと思い、削除ボタンを一つ一つ押して行きました

韓流ドラマ・ドキュメンタリー・スペシャル番組と3ヶ月の間に色々な番組を収録していました。どれもその時々で見逃したくないものばかりでした

懸命に録画していた作品も、3か月経てば自分の中ではとっくに過去のものになってしまっています。

私は録画を削除しながら、何故かふと人生に思いを馳せました


日常の積み重ねの中で、大切な事はその時々で数多くあります。でも過ぎ去るとさして深いものではなくなるのです。それは一過性の物なのです

消そうと思えば一瞬なのです。決断すれば、消すことに未練は残りません。
でもその一瞬は私にとってその時々で価値のあるものなのです。

削除ボタンを押しながら、私は日常の記憶をこうして消していくことになったとしても、そのエッセンスだけはしっかりと心に刻んでおこうと思いました

日々の積み重ねが人生を綴っているのだから、心に記しておかなければと思ったのです。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《感動したシーンは絶対に忘れんわい》

※92歳の母と娘の会話です。

「写真もそうかな、残したいシーンを撮影しとるけど、全部は取って置かんわいね、ほじゃけど人生のええシーンは心に残っとらいね、忘れんのよ、その時の印象が記憶の中に鮮明に残るんよ、不思議なもんじゃねー

「お母さんは、何を覚えとるんかな」

「間違いなく感動したシーンよ、それは絶対に忘れんわい」

テレビの録画を消す作業から、人生の記憶に思いを巡らせた私ですが、人生の記憶はそうやすやすと消せるものでは無いのかも知れません




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