フードコートでnoteの記事が生まれる
私のnoteの記事がよく生まれる場所があります。それは、ショッピングモールのフードコートです。1週間分の食料品の買い出しの前のほんのひと時、マンウォッチングをしながら、記事を書いています。
この日は、東京都などに非常事態宣言が出てから初めての買い出しでした。私が住んでいるのは、愛媛県松山市ですが、市内にあるショッピングモールの人出はかなり少なくなっていました。
子ども連れの姿はなく、学生など若者の数人のグループと私のような高齢者の姿が目につきます。
時刻は午後4時、食事をしている人よりもカフェタイムをフードコートで過ごしている人が多いようです。
人が少ない広々としたフードコートで、たこ焼きを食べながらコーラを飲んでいる私は、他の人にはどんな風に映っているんでしょう。
私は、最近出かけることが少ないので、ショッピングモールでの買い出しの時も、結構おめかしをしています。いざという時にコーディネイトのテクニックが落ちないようにしているんです。
今日は白のコーデュロイのパンツに、春を意識して濃いめのピンクのニットにタータンチェックのコートを羽織り、ポシェットを斜め掛けにして、大判の白いマフラーを巻いています。ここではちょっと浮いているかもしれません。一応コートは脱いでいますけれど・・・。
見渡すと、マスクをつけていない若者もいます。ラブラブの仲良しカップルはマスクをしていません。
マスクを着けている人の8割は白で、黒のマスクの人もいます。私は、明るい紺のマスクです。
今、親子連れが通りかかりましたが、ママは白いマスクで、小学生の男の子は、かわいいプリントのマスクをつけています。
さー、マンウォッチングはこのくらいにして、そろそろ食料品の買い出しに向かいます。
ショッピングモールのフードコート、やっぱりいつもよりもかなり静かです。
記事は今、書き終えました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《人が居る所が落ち着いて書けるんは、面白いねー》
朝、新聞を隅々までチェックしているばあばとの会話です。
「人が居るとこの方が、文章が生まれるんかね、面白いねー、人のことを見よるんじゃねー」
「色々な人の動きや表情から刺激を受けるんよね」
「目からの情報も、耳からの情報も、刺激にならいねー」
「お母さんは分かろー」
「分かる、分かる、ほんで、人は少なかったかね、前は、普通の日は多かったけど、やっぱりそうかね、少なかったかねー」
母は、自分の周辺情報をしっかり掴んで、俳句やイラストに活かそうと、貪欲に私から情報を吸収しています。
いつも通り、恐ろしや90歳です。
【ばあばの俳句】
春潮や伊予の鹿島の島巡り
季語は春潮です。春になると海の色がより明るい紺色になり、潮の満ち引きもゆったりと大きく穏やかになって、船に乗るには心地いい季節です。
母は、よく愛媛県の北条の鹿島の話をしています。陸から島まではわずか数分ですが、島への連絡船に乗ると旅情を誘われます。亡くなった父との思い出がある島に思いを馳せて、この句を詠みました。
島の周りを一周する船に乗ると、瀬戸内海の美しさが堪能できます。母はまた、時期を見て出掛けたいなと思っています。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日、音声配信しています。聞いていただけたらうれしいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お目にかかります💗