変化を恐れない◇ばあばの色いろ
いつも同じ所に留まらず、何か閃くことがあったらすぐに実践してみる。チャレンジャーな私の母は92歳です。
年齢なんて関係なし。やりたい事や気になる事は取り敢えずやってみる。それでもダメなら努力して探求し自分に引き寄せてみる。
本当に貪欲な精神の持ち主です。
90歳になってから目覚めたイラストもひたすら追求あるのみです。すべて独学で自分なりのものを手にしようと懸命です。
最近はカラーに目覚め、筆ペンで描く白黒の世界の中に、いい塩梅で色を加えてみようと試行錯誤しています。
ある朝、色をふんだんに使った数枚のイラストを描いていました。
カラーの筆ペンを何本か使ったものです。
是非鑑賞してやってください。
間もなく始まる松山のお祭りです。神輿の鉢合わせの様子を描きました。
カラフルな色合いから担ぎ手の楽しさが伝わってきます。
自宅のテーブルのクロスと大好きなフルーツを描きました。目の病気をしてから、左右の見え方が微妙に違うので、定規を使ってストライプを一本づつ描いていました。
たくさん色を重ねたイラストです。
「どうかな・・・、どうかな・・・」と何度も私に意見を求めていました。
「色はまだまだ、勉強せんとね、白黒の方がええんかも知れんね・・・」
作品には納得していないコメントです。しかしこのまま諦めたりはしないと思います。
ばあばはチャレンジャーですから。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《普通の絵の具と違うけん》
※92歳のばあばと娘の会話
「色を変えると時間がかかるんよ、目にあんまりようないけん調子がええ時に、色を使おうと思うんよ、色を上手に使えるようになったらええけど・・・」
「色の難しさは」
「カラーの筆ペンの色が鮮明なけん、どうするかはテクニックじゃねー、普通の絵の具とは違うけん」
母は今、色を加える魅力にはまっているので暫く色と葛藤の日々が続きそうです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗