妹から送られてきた「ラ・フランス」
私たち親子は幸せです。
時々東京に住む妹から珍しくて美味しいものが送られてくるのです。
先日は山形産のラ・フランスが届きました。山形県は日本で一番のラ・フランスの生産県だそうです。
おすそ分けで届いたラ・フランスは、一個一個新聞紙にくるんで、ビニール袋に入れられて大切に運ばれてきました。
「ラ・フランス」
私たちは、日常的に食べる果物ではないので、あまり知識がありません。
【食べごろの見分け方】
パンフレットにラ・フランスの食べ頃の見分け方が出ていました。
軸の周りにシワがよってきて、肩の部分を押して耳たぶよりちょっと硬いくらいが食べ頃のようです。
そのサインを見つけたら、すぐに食べるか、冷蔵庫に。
【手を汚さない食べ方】
手を汚さない上手な食べ方も紹介されていました。
半分に切って、中の芯をくりぬいて、スプーンですくって食べるのがいいそうです。
[実食]
果実を切っている段階から、優しくて甘い、独特な芳りがします。
スプーンで一匙さして、早速口に頬張った母は
「美味しいねー」とひとこと言うと、その後は果実を余す事無く食べようと懸命にスプーンを入れ続けていました。
「ラ・フランス」私はそのやさしい香りと滑らかな食感から、上品で幸せ感あふれるお洒落な果物だなと思いました。
ところがネットで少~し調べてみて、驚きでした。
フランス名の「ラ・フランス」は、フランスを代表する果物と言う意味で名前がついたようですが、日本に渡ってから100年余り、栽培が始まった当初山形では見た目があまりよくない事から、「みだぐなし」(見るに堪えないと言う方言とナシをかけてこう呼ばれたらしい)と言われていたとか・・・。
大正時代の話のようですが、今からはとても考えられませんね。
「ラ・フランス」食べると「セボン」(フランス語でおいしい)って言ってしましそうな私がいます。
我家のラ・フランスはあっという間に無くなってしまいました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《ナシとは違うねー》
※92歳のばあばと私の会話です。
「見た目と味が違わいね、本当に美味しかった、天然の味でこんなに甘いとは思わんわい」
「ナシとは違うねー」
「食感がサクサクじゃないんよ、ソフトなんよ、何か高級感があらい、めったに食べんけんねー、ホントいっつも珍しいもんを送ってくれて有難いねー」
母は間違いなくラ・フランスがお気に入りのようです。この投稿を見てきっとまた来年も妹から送られてくるでしょう。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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