一日のカロリーが十分摂れるように。
94歳の母の健康を預かっている私は毎日健康管理にピリピリしています。好き嫌いがハッキリしていて好きなものしか口にしない食にわがままな母に、食事の度に聞いています。
「お母さんは、何が食べたい」そう言うと
母は「あんたは何を作るん」と逆に聞いてきます。
「お母さんが食べたいもんは何でも作るから、考えといて」母に伝えて
暫くしてから再び尋ねます。
母は「パンプキンのポタージュとおにぎり」と答えました。
私はそれだけでは栄養不足だと考えて「お肉を食べないといかんわい」と言いますが母は「私はそれ以外はいらんのよ」と頑なです。
心配な私は煮豆やちりめんに、果物を切って添えます。本当は牛肉を調理して添えたいのですが、母はいらないと言ったら決して食べないのです。
東京に住む妹も心配して、LINEで高齢者の食の注意点やお勧めの商品やレシピを送ってくれます。
我が家では母の健康管理に姉妹が一生懸命です。
「お母さん皆が心配しよるけんね、食べないかんのよ」と言うと
「本当は好きなもんだけ食べるんがええんじゃけど、頑張って食べてみよわい」と母から健気な言葉が返ってきました。
きっと明日は食べてくれるでしょう。
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また明日お会いしましょう。💗