noteで空想◇イラスト人物図鑑vol.9★塾生たち
イラストの人物に思いを馳せるとその人がしっかり見えてきます、想像力を働かせて空想なさってみて下さい。楽しいですよ。
母が描くイラストの新しい仲間たちがどんどん増えて、9回目になりました。
前回のvol.8に関連した人物が登場します。
今回の中心人物は雑貨とCDのお店「エールダンジュ東京」(※エールダンジュはフランス語で天使の翼の意味)の女社長で実業家のミチ子さんです。
【実業家のミチ子さん】
雑貨とCDの店の運営を息子と娘に任せている彼女は、夢を持つ若者たちを育成するために経営セミナーの「プサン塾」を運営しています。プサンと言うのはフランス語でひよこの事。若い人に夢と希望を持ってもらいたいと意欲満々です。
◇◇ミチ子さんの「プサン塾」塾生が登場◇◇
【インテリアの店を夢見るケン太】
フランスに留学した経験があるケン太はやりたいことが明確でミチ子さんのセンスを少しでも自分のものにしたいと、いつも質問攻めです。
「ミチ子さん、資金調達のノウハウを教えてください、親はあてにしたくないんで」
【ユーズド店を経営したいダン】
ファッションにこだわりがあるダンは、古着が大好き。自分の趣味も兼ねてブランドの古着を中心にしたユーズドショップを持ちたいと只今勉強中。静かな表情の中に燃える魂を隠しています。
「僕はもっともっとユーズドの勉強がしたいんです」
【ニット工房を持ちたい令子】
お洒落好きが高じて自分でニットをデザインして制作している令子さん。個性的なデザインのファンも増えてきました。令子さんはオリジナル作品を制作する工房とショップを持ちたいと思っています。
「多くの人に愛される個性的なデザインをクリエイトするのは本当に難しい」
【アクセの店を出したいタミ江】
世界に一つだけの特別なアクセサリーが作りたいと、異素材を組み合わせてアクセサリーを制作しているタミ江さんは、今はSNSで販売していますが工房とショップを持つ計画を立てています。
「ミチ子さん、私の作品をどう思いますか、まだまだですよね、もっとらしさを出さないとと思ってるんですけど・・・」
若者たちはそれぞれが個性派なので、指導するミチコ子さんは大変かなと思いきや若い人たちの発想や意見を聞くのが自分自身の経営にも役立つと楽しみながら教えています。
ひよこ達がどんな風に羽ばたいていくのかミチ子さんは楽しみで仕方がありません。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《描いとる時物凄く考えるんよ》
みかんジュースで喉を潤しているばあばと。
「登場する人物をどう描こうか、それぞれの個性を出すんが苦労するんよ、ファッションとか目力で表現するんよ」
「それはモデルがおるんかなー」
「ひらめきなんよねー」
「好きなタイプを描いとるんじゃないん」
「描いとる時に、ものすごく考えるんよ、最後に図鑑ができた時に、個性が出て良かったって、思うんよ」
母の発想力には本当に驚く時が多いです。
【ばあばの俳句】
赤銅の腕がきらりと鯖の秋
最近、母が会得した新しいイラストの描き方で力強い漁師と漁港を描きました。日焼けした漁師の赤銅色の肌と水揚げしたばかりの鯖の銀色の対比を詠んだ句です。
秋から冬にかけての鯖は脂がのって美味しいんですよね。母も私も焼き鯖が大好きです。炊き立てのご飯に焼き鯖は日本人の食卓の定番だと思うのはきっと昭和の人なのでしょう。
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