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クリスマスイブのカフェ

クリスマスイブに街角のカフェに入った。色んな顔の人たちが思い思いの時を過ごしている。家族で友達同士で、一人っきりで様々なイブの時間があると思った。

隣の若い女性は本を読んでいる。
二人で座っている人たちのほとんどが相手に体を向けながら、目線はスマホに落としていた。

今どきの面白い光景だなと思った。

私はと言えば、こうしてnotの投稿記事を打ちこんでいる。

店内のBGMに周囲の会話がミックスされて心地良いのが不思議だ。雑踏の中でひとりを感じている。

こうしてカフェにいると俯瞰ふかん的に自分を見られるからいい。

私は回りからどんな風に映っているのか。ほんの少し気になった。

大きな窓からはバスや電車が交差する風景が見えている。離れた電停に立つカップルがにこやかに話をしている。窓の前を杖をついた高齢の女性がゆっくりと通りすぎていった。オレンジ色の電車がゆるやかに電停に止まった。私はまるで幻を見ているような感覚だ。


その時、カフェに子どもの叫び声が響いた。まどろみの中で記事を書いていた私は一瞬にして現実に引き戻された。

そろそろカフェを出ようかなと思った。そして私は記事を書き終えた。



最後までお読みいただきありがとうございました。たくさんの記事の中から、この記事にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。記事がいいなと思ってスキを押していただけると励みになります♡

また明日お会いしましょう。💗


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