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楽しく過ごすための生活の色
すれ違う人の洋服の色使いを見てハッとすることがあります。
オフホワイトのコートに、キャメルカラーの帽子、茶色のブーツからほん少し覗いている赤い靴下、ベージュとキャメルを組み合わせたモコモコ素材のバッグなど、すべてをトータルに合わせているおしゃれ上級者に、私は「何て素敵なカラーコーディネイト」って思いながら、その人が通り過ぎても後ろ姿を見つめていました。
色の組み合わせは本当に難しいですが、上手くコーディネイトできれば素敵ですよね。
先日、冬の訪れに合わせて、ベッドルームをコーディネイトをしていました。シーツ、敷毛布、掛け毛布に、掛け布団、そして枕にクッション。それぞれの色がチグハグだと部屋がごちゃごちゃに見えてしまいます。色の組み合わせ次第で部屋が広々として見え、同じ空間にいても快適に過ごせます。
ベッドサイドの衣装ボックスに置いている洋服だって、色のグラディエーションや統一感を考えて重ねれば、違和感なく美しく見せることが出来ます。
色合わせを考えるのが面倒だったら、ベッドルームにマッチしたタオルやスカーフで覆うだけでその部屋の居心地が良くなります。
部屋でくつろぐファッションだって、その辺にあるものを適当に身に纏うのではなく、色のコーディネイトを考えて組み合わせればそれだけでいつもの部屋着がおしゃれに着こなせて気分よく過ごせるものです。
私たちの日常には色が溢れていますが、その色を上手く組み合わせられるかどうかで物の価値が違って見えるのもです。
食事だってそうだと思います。出来合いのものを並べるのであっても、色どりを考えてより食欲をそそる組み合わせにすると、レストランや人気食堂の料理に変身します。食欲をそそる赤やオレンジ、グリーンが上手に使われていれば素敵な食卓が誕生します。
食卓のテーブルクロスもランチョンマットも食器も少しだけ気を使えば生活のクオリティーが上がるはずです。本当にちょっとした日常の工夫だと思います。
美的感覚ですから人それぞれに好きな色や心地がいいと思う色合いは違うと思いますが、適当にしないで、少し気を使ってみると、生活の周辺が本当に居心地がいいものに変わってくると思います。
出掛ける時の洋服のコーディネイトを考えるように、日常の様々な色を大切に生活していると快適な毎日が手に入りそうな気がしませんか。
お弁当の白いご飯に海苔やふりかけ、梅干しを添えるように、卵やプチトマトやブロッコリーで彩りを豊かにするように、色を大切に生活しようと思います。
私はベッドルームの模様替えをしながらそんなことを考えました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《生活の中のカラーコーディネイトは大切よ》
お昼ごはんを食べているばばと。
「同じもんでも、色のコーディネイトでかわるけんねー、私が絵を描くことは色のセンスを磨くことになりよると思うよ」
「あ母さん色にうるさいよねー」
「昔から色彩感覚はあったんよ、チグハグないろじゃったら気分がわるいわい、生活の中でカラーコーディネイトは大切よ、ええもんでもチグハグは残念よ」
娘から見て、母はカラーセンスがあると思います。本当にコーディネイトが上手です。
【ばあばの俳句】
気合入れ赤いマフラーベレー帽
私たち親子は打ち合わせもしないのに二人の息が合うことが多いのでびっくりします。特にお互い気合を入れておしゃれをする時はコーディネートに赤を利かせることが多いです。
冬場はワンポイントにマフラーで色を加えます。そんな二人を詠みました。ばあばのイラストの二人が可愛く描けました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗