ジーンズと私
久し振りにジーンズを履いて食料品の買い出しに出かけました。何故かジーンズを履くと、気楽さと共に、若さが蘇ったような気分になります。
これはジーンズマジックですねきっと。
私がジーンズを初めて買ったのは高校生の時です。お小遣いを貯めてやっとのことで手に入れました。購入するまでには何回もジーンズ専門店を訪ね、しっかり下見をしていた記憶があります。
試着するのが大変で、ブカブカのシルエットだとカッコ悪いなと思っていたので、試着室でお腹を引っ込めてウエストのボタンがやっと止まるくらいのピチピチのサイズを選びました。
試着した後に指にジーンズの藍色がついていました。「あー懐かしい」
当時は今のような伸縮性がある素材がなかったので、体に馴染ませるまでには硬いジーンズを買ってから何度も洗って4回目位からやっと馴染みが良くなると言う感じでした。
なので買ってから暫くは、ジーンズを履いておしゃれ修行をしている気分でした。とても窮屈だったのです。
今こうして文章を書いていてもお腹を引っ込めてしまいます。これはジーンズのトラウマかも。
最近は、履き心地がいい素材がでてきて、本当に有り難いなと思います。
私が大学生の頃、今から40年以上前に、パッチワークのジーンズが流行っていた時があって、私も二本のジーンズを切って繋ぎ合わせた手作りのジーンズを履いていました。
その頃は、中村雅俊さん主演のドラマ「われら青春!」や「俺たちの旅」が人気で、中村雅俊さんは当時ジーンズに下駄を履いてドラマに出ていました。その型にとらわれない自由なイメージに引かれて、真似をしていた人も多かったと思います。
ジーンズに下駄が、当時は何故かとてもかっこよく見えたんです。
その後は、ジャケットにジーンズを合わせる、大人の着崩しファッションも流行しました。今ではそれがおじさんの定番スタイルになっています。
本当にジーンズは様々なシーンで大活躍です。
発祥がゴールドラッシュに沸くアメリカの労働服だったって言うのが嘘のようです。
何十万円もするヴィンテージジーンズをコレクションしている方からはお叱りを受けそうてすが、私は最近のジーンズが履きやすくって気に入っています。
私の好きなジーンズコーデは、白のシャリ感がある長めのシャツにスキニーなジーンズを合わせるスタイルです。足元をスニーカーにするか、カラフルなパンプスにするかで、雰囲気はガラリと変わります。
一本で色々なバリエーションが楽しめるジーンズ。これもジーンズマジックです。
私はこれまでにジーンズを何本買ったことでしょう。この投稿を機会に持っているジーンズを数えてみたら、ストレート、パンタロン、ワイド、スリム、スキニー、ガウチョパンツなど何と10本以上もありました。生地がとても丈夫だから古いものも捨てられないんです。
リメイク上手の方はデニム生地を生かして小物やバッグに変身させることもできますよね。
ジーンズは本当にファッションの万能選手だと思います。
この秋冬もジーンズはトレンドのようですよ。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《洗濯の時だけは気を付けてよ》
新聞を隅々まで目を通しているばあばと。
「足が細い人がジーンズを履いとったらカッコええね、デザインによったら体系もカバーできるし、カジュアルなんはもちろんじゃけど、着崩せるおしゃれ感がええんよねー」
「お母さんもジーンズを語るねー」
「旅の時も気取らず履けるし、色が何とも言えんねー」
「インディゴの色も様々じゃけんねー、私は少しあせた感じが好きじゃけど」
「あんた、洗濯の時だけは気をつけんといかん」
「ホントよ、白のTシャツなんかと一緒に洗ろたら悲惨よね」
「ホントええ素材が出来て、履きやすなったねー」
母とジーンズトークする日が来るとはびっくりです。母は今まで数本しか持っていませんが、ジーンズのおしゃれ感は把握しているようです。
【ばあばの俳句】
秋日和毎日違う散歩道
私がスマホを片手にフリートークでこんばんはのお散歩リポートをしているところを母がイラストに描いてくれました。買い出しに出掛ける時にこんな風にして、周辺のリポートしています。
同じ道なのに行く度に、新しい発見がある事を伝えると母がこの句を詠んでくれました。まさにその通りです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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