noteの投稿で余白の大切さを知る
私の友人は夜、ラジオをよく聞いていると聞きました。理由は、日中、映像画面を見ることが多く視覚的なものは疲れると言うことと、耳からの情報だけであれば、その情報から想像する力が養われ、楽しみながらラックスできると話していました。
情報が限られているからこそ、考える余地があり、そこに自分の感情がのせられるそうです。
私の後輩から毎年送られてくる年賀状は、明けましておめでとうございますの文字と、住所と名前しか書いていません。余白を思いっきり生かした年賀状です。
年賀状が届くと、送り手の意図を図り、余白を見ながらその意味を考えると言う不思議な年賀状です。きっと、余白部分に、相手の思いを委ねるとともに、余白部分に受け取った人の新しい年への夢や可能性を見つけて欲しいと思って送っているのではないかと思っています。
私はnoteのクリエーターの方の文章を読む時、書いた方の思いを、文章からくみ取り、自分自身の人生観や経験に照らし合わせて、読み解いています。ですから10人いれば、10人それぞれの感じ方や受け止め方は、微妙に違っていると思います。
それがまた、素敵なんだと思っています。
その余白で読む人が何を感じとるのかが、とても大切だと思っています。
私が長年携わっていたテレビの世界の特に情報番組などでは、いかに分かりやすく伝えるかが、とても重要でした。noteの中の世界とは、少し違っているような気がします。
noteを始めて、伝えると言うことをより深く考えるようになりました。
伝える文章の内容によっても、余白の分量は変わってくるんだと思います。
事実を重ねて書く場合、人の感情にゆだねて書く場合は、その状況に応じた余白をどう作っていくのか、そんな事を考える機会を与えてくれたnoteに感謝です。
そして文章を書く場合はもちろんも、日常生活の中にも、余白は必要だと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《私もイラスト描くとき余白を大事にしよるよ》
「私が習字する時も、余白を大事にしよるよ、イラストを描く時も白と黒のバランスで余白は大事にしよるんよ」
「お母さん、私が書いたんは、文章なんかに、読み手が自分の感覚や感情をのせるための余白のことなんよ」
「それは、余白よりも、根幹がしっかりしとかんといかんねー、ポイントがちゃんと押さえられとったら、余白が生きるんよ」
その通りだと思いました。
読み手に文章の余白を埋めてもらうためにも、幹をしっかり書くことを心がけなければいけないと強く心に誓いました。
【ばあばの俳句】
襖絵の龍にめざめし春の夢
テレビのドキュメンタリー番組で京都のお寺の見事な龍の絵を見ていた母は、その絵の世界に引き込まれました。その日は夢の中でもその龍の姿を見ることになり、思わずその迫力に、目覚めたそうです。
母は夢に見た龍の姿を絵にしました。春の不思議な夢は今も瞼に焼き付いているそうです。
母がイラストで描いた龍は動きの迫力とは別に、どことなくユーモラスな感じがしませんか・・。怖い夢ではなかったのだと思います。
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