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風を感じるやさしい絵

92歳の私の母は毎日noteに自分の描いたイラストを残しています。90歳でnoteに出会って毎日毎日描き続けて、2年7ヶ月で4000枚も描きました。

今年の秋にイラスト展を開催することが決まってからは、本人の気力が一気にアップして、一段と力が入っているのが分かります
イラストと俳句のコラボレーションの投稿は、自由度が高いので、自分らしい個性あふれる作品になっています。

今日は母の最近のイラストの中で、娘の私がとても好きな一枚をヘッダー画面でご紹介しました。
光と影のバランスが素敵で、何故か風を感じるイラストです。
何度見ても心癒されます。

母はこのイラストにこの句を添えました。

藤房のさゆれ追憶蘇る


新緑と藤房の紫色が画面いっぱいに広がっていて、とても幸せな気持ちになります。
今日は母の最近の一枚をご紹介しました。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《あそこに行くと思わず句が生まれるんよ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「昔よくこの場所の藤を見に行ったんよね、その頃の事を思い出してたけん描いたんよ、今は違うかもしれんけど」

「お母さん、この藤棚は俳人栗田樗堂くりたちょどうゆかりの庚申庵こうしんあんじゃろ

「ほうよ、栗田樗堂の庵よ、あそこに行くと思わず句が生まれるんよ、藤の姿が美しいけん」

私も何度か行ったことがある場所です。母のイラストを見ているとその場所の空気が伝わってきます。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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