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日常を重ねながら終活する。

ネットで検索をしていて偶然出くわした言葉がぐっと胸に響いた。
「終活とは、人生のゴールを意識して生きること」

70歳を目前にして、これから自分が何を大切にどんな風に生きていくべきなのか道しるべを探していた私が、この上なくぴったっと納得できる言葉に出会ったのだ。

「終活とは、人生のゴールを意識して生きること」それは当たり前のようで中々出来ないことだと思う。毎日をいかに大切に生きるか、日々生きていく中でそれが永遠だと思わず、しっかり考えて過ごしていくことはとても大切だと思った。

大学を卒業してから定年まで仕事人生を走り抜けた私は、エネルギーは果てしなく生み出されるものだと錯覚していた。ところが65歳で定年退職して少しずつ体力に陰りが見え始めてくると、突然人生のゴールを意識するようになった。

自分の人生が永遠ではないことにやっと気付いたのだ

そんな中で出会った「終活とは人生のゴールを意識して生きる」と言う言葉が私の日常を変えた。
明日終わりを迎えたとしても少しも後悔が無いように、一瞬一瞬を大切に生きる。それは意識しなければ中々出来ないことだと思う。

限りある日々であっても、そう思いながら生きることが後悔しない人生に繋がっていく。私は悔いが残らないように毎日を精一杯生きることにした。



 
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