誰もが楽しめるイベントって
今日はイベントのお話です。
「大人も子どもも、若者も高齢者も楽しめるイベント」って難しいですよね。私はそんなイベントの内容を考えないといけないので悩んでいます。
大学の卒業生や家族、教職員が母校に集うホームカミングデーに訪れた人たちが楽しめる企画を考えているのです。
「年代を問わず、誰もが興味を持てるもの、楽しめるもの」となると本当に難しいですね。
今は価値観が大きく変わり、世代によって情報を得る方法も極端に違っているし、興味を持つものだってまったく違うので、幅広い年齢層にアピールするのはとても難しいなと思いながら、私も企画のアイディアを出す役割の一人なので知恵を絞り出そうとしています。
担当者が集まって話し合っている段階で、私は衝撃を受けました。
卒業生に告知をするのにどんなメディアを使うかというお話が出た時です。
テレビ業界にいた私は、テレビ離れは十分わかっています。
「今、テレビを見ている人がどれだけいるんでしょうか、娘は全然見ませんよ」
当たり前のコメントですがそれを身近に聞いて、パンチを食らった感覚でした。テレビも新聞も、もう見る世代は本当に限られてきています。
「SNSを使ってYouTubeなど若者が自分たちで情報を取りやすい形にして行かないと、若い世代には発信できないと思います」
30代からはそんな発言が出てきました。
まさにその通りです。
何だかとても寂しくなりました。でもそれが当たり前の現実なのです。
そんなことを考えていたら、ふと閃きました。
若者にとって今、昭和レトロでアナログ的なものが、新鮮に映っている事を考えると、新しいものと古いものが融合する「ホームカミングデー」になったらそれぞれの世代が新しい発見をするかも知れないと、そんな機会が持てる空間になったら、素敵かも知れないと思ったのです。
古くて新しくてお互いに刺激し合って分かり合える、そんなイベントがあったら行きたくなります。
「じゃー、何をするのか・・・」
それはもうしばらく考えたいと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《温故知新言う言葉もあらいね》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「ホームカミングデーそんな機会に新旧が交わるんはええことよ、お年寄りも若い人から学ぶことがあらい、昔があって今がある、融合は大切よ」
「温故知新言う言葉もあらいね」
「あんた、それをヒントに考えたらええわい」
思いっきり私の中で揉んで揉んでアイディアをひねり出そうと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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