YAMADAI@湯ヶ島たつた

伊豆、天城湯ヶ島の旅館「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」代表。天城で過ごす時間の心地よさ、気持ちよさを伝えられるよう日夜奮闘中。旅館から地域を元気にするため、地域をより魅力的にするためSDGsも勉強中。

YAMADAI@湯ヶ島たつた

伊豆、天城湯ヶ島の旅館「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」代表。天城で過ごす時間の心地よさ、気持ちよさを伝えられるよう日夜奮闘中。旅館から地域を元気にするため、地域をより魅力的にするためSDGsも勉強中。

最近の記事

ほたるの家を作ろう②

どんな家がほたるにとっては過ごしやすいのか、そればかりを考えて本業がおろそかになりがち。どうもやまだいです。 ーーーーーー目次ーーーーーー ●蛍を育ててみよう   --ほたる育成に関わる蛍の特性について ●ほたるが生まれた、めっちゃ生まれた!   --ほたるの飛翔と産卵について ●ほたるの家を作ろう!その① ●ほたるの家を作ろう!その②(本記事) 〜⑤くらいまで   --ほたるを育てる水槽について ●ほたるの家に大事件!   --注意すべきことを体験談でお伝えします ーーー

    • ●ほたるの家を作ろう!その①

      1万を軽く超える幼虫を目の前にすると、これから訪れるであろう困難を想像していまいます笑。でもこのほたるたちが6月には天城の夜を照らすと考えると、大変とかいってられないですね!! さぁ、まずはこのほたるたちが育つための場所を作るのだ! ーーーーーー目次ーーーーーー ●蛍を育ててみよう(UP済)   --ほたる育成に関わる蛍の特性について ●ほたるが生まれた、めっちゃ生まれた!(前記事)   --ほたるの飛翔と産卵について ●ほたるの家を作ろう!その①(本記事) 〜⑤くらいま

      • ほたるが生まれた、めっちゃ生まれた!

        まずは、ごめんなさい。 更新頻度の急速な低下は作業量のせいです笑。 (後回しにしましたごめんなさい) そしてみんなの画像、いつもありがとうございます。きれいな写真やイラストが多くて、見てるとついつい見すぎて更新が後回しになります。 (ごめんなさい) その①からだいぶ時間がたちまして、おかげで? いいことも悪いことも色々なことがありました。本当に色々ありました。 ーーーーーー目次ーーーーーー ●蛍を育ててみよう(UP済)   --ほたる育成に関わる蛍の特性について ●ほた

        • chromeOSにしてみたら捗る件

          女将さんのPCが古くてもう使いづらいと愚痴が増えてきたこの頃。 自分のパソコンが重くなってきたこの頃。 思い切ってPCかえちゃお!! 自分のPCを女将に、そして自分は新しいパソコンを買おう。(ずるいw) それはいいけど、何買おう?条件はいくつかありました。 ●ワードやらエクセルしっかり使う ●画像編集とかできる ●持ち運び可能 ●変にもっさりしない ●色んなソフト入れる ●安くていいやつ こうみると、やっぱwindowsだなぁ。。 って思っていたのですが、ネットショッピン

          ほたるを育ててみよう!

          ほたるを天城に戻そう!と発足し20年以上かけて少しずつほたるが戻ってきました。 さてさて、天城ほたるがもっともっと安定して飛ぶためには育成も必要です。ほたるをどのように育てているか…については詳しくは書けませんが、かける範囲で書いてみます! 生まれたての蛍はものすごく小さい!どれくらい小さいかというと、砂一粒くらい…。なにかに混ざり込んだらもう見つけ出すことは不可能なレベルです。 自然界では同じように小さい生まれたてのカワニナを食べて育っていくのですが、育てるとなるとち

          ほたるを育ててみよう!

          【天城ほたるシリーズ②】甦れほたる!

          長々と温めていたほたるネタを解禁し始めたと思ったら、本業が少しずつ回復。嬉しいことですが、こっちの更新遅くなってしまいました…。2足のわらじを履いている人を尊敬します<m(__)m> ほたるシリーズ②は、天城ほたるに訪れた危機から。そうなんです、昔はどこでも飛んでいた蛍が、少しずつその光は減少し始めるのです。前回も書いた通り、ほたるにはキレイな水が必要です。というよりは、ほたるのエサとなるカワニナがいないとそもそもほたるは成長できません。そのカワニナが多く生息するのはどこで

          【天城ほたるシリーズ②】甦れほたる!

          【天城ほたるシリーズ①】天城ほたると住む

          やまだいから見た天城について、旅館のことや地域に対して思うことを発信してますが、本当はこのシリーズを書こうと思って始めたのです!ひょんなことから天城ほたるの育成に従事することになったのですが、ほたるを育てるのはなかなか大変でした。先輩たちにアドバイスをもらいながらでも難しい部分が多く、そんな苦悩と天城ほたるの始まりについて書き残していきます。 偉そうに語れるほどほたる博士ではないのでほたると一年間一緒に遊んだ経験を語りますね(笑) とにかく、言いたいことは 天城ホタル見

          【天城ほたるシリーズ①】天城ほたると住む

          天城の道を散歩してみた。

          先日、ライフラボさんの依頼で、天城の紹介をさせていただきました! ライフラボさんは、伊豆の紹介だけでなく伊豆に移住したい若者が、伊豆での生活が豊かになるようにとコミュニティやサイト運営を行っていて、地域をとっても大切にしてくださっている会社さんです。 https://sight-plus.com/consulting/izu-life/ さてさて、動画も是非ご覧ください! 改めて思う、天城ののどかさ普段は仕事中ということもあるので、昼の気持ちいい時間は旅館の仕事に勤し

          天城の道を散歩してみた。

          何書こう。って考えるとない。

          どうもやまだいです。今回は文章だけ。 ここまで旅館についてとか思ったことをバーっと書いてきました。このあと書こうと思ってることもあって撮り溜めてるのですが、今から書くとめっちゃ中途半端になっちゃうので我慢してる今、何書こうとか考えると書けなくなるアレを絶賛体験中です。 0から1苦手なんですよね。アイデアを出そうとして出せる方、尊敬してます。やまだいはふとした時に「あっ」と出てきてメモしてるのですが、はいアイデア出してー、と言われるとなかなか出ないのです。このひらめきを待つ

          何書こう。って考えるとない。

          そんなの関係ねぇっすわ!

          最近思うんです… やまだいが経験した職場だけみても縦割りで良かった事がないんです。それは専門外だからとかそれはあの人の仕事とか、縦割りがまかり通ってしまうとクレームや顧客の喪失に繋がることばかりでした。でも対象が大きくなればなるほど、その縦割りがどんどん強くなって、当たり前体操になってないか?と。 最近思うんです… 色んな部門が同じことを別々にやってうまくいったことがないなと。例えばある施設のコンサルを行うときに、数社がまとまって一つの企業を立て直そうとすれば方向性がブ

          そんなの関係ねぇっすわ!

          敵がいる世界は平和。

          前回まであらすじ やまだいは旅館にはびこっていた様々な不思議に手を入れはじめ、休みにくい仕組みの変更、料理長の変更を行い、脅しをかけつつも無事に円滑に事が済み結果が出始めていました。そんな中、人の育成と、人の選別に手を入れ始めるのでした。なるべくまーるく、そしてわかりやすく書くために偽名を使って行きますので、ご理解ください。 3つの勢力一見仲良さそうに見えるスタッフですが、その勢力は大きく3つに別れていました。 ①改革派 問題をしっかり認識していて、なんとかしないとい

          敵がいる世界は平和。

          敵のいる世界は、平和。脅しにかかる話。

          ①休みを円滑に取れる仕組みづくり ②料理長の交代 ③協力してくれるスタッフ育成 ④利益の最大化 業務の見直しを行うと、一番問題になってくるのは「板場」でした。この板場への手入れを行うのにとても時間がかかりました。大前提として当時の食材原価率は17%程度で抑えており利益の最大化を目指すのに悪くない数字でした。つまり結果だけ見るとなんの問題もなかったのです。しかし、その内容や過程は問題だらけでした。また、当時は再生の真っ只中で費用を抑え、営業利益率を高めて安定した経営となるよう

          敵のいる世界は、平和。脅しにかかる話。

          敵のいる世界は、平和。まずは仕組みを組み替える。

          前回のブログで書けないこともあるって話をしたばかりですが、みなさんから見たいという声をいただきました。見てくれているのはとっても嬉しいことです!! …なので出来る限りまーるく書こうと思います(笑)でも今回は問題ないやつです(笑) ↓前回のブログはこちら↓ 書きたいけど書けないこともある話。は早々に終わって組内すごいなってなった話。 ①休みを円滑に取れる仕組みづくり ②料理長の交代 ③協力してくれるスタッフ育成 ④利益の最大化 やまだいが旅館を蝕んでいた問題にどう取り

          敵のいる世界は、平和。まずは仕組みを組み替える。

          書きたいけど書けないこともある話。は早々に終わって組内すごいなってなった話。

          旅館の悲しい一面をみたやまだいは変革へ乗り出します。変革に乗り出すとき最も障害になったのは、こうやってた、という経験と自負、そしてワガママでした。 やまだいのミッションは大きく4つ。 ①休みを円滑に取れる仕組みづくり ②料理長の交代 ③協力してくれるスタッフ育成 ④利益の最大化どうやったか‥については 書きたいけど書けません(泣)①④はいいんですが、②③について題名をつけるとしたら「敵のいる世界は、平和。」あまり褒められたやり方ではないし、気を悪くする方もいるかもしれま

          書きたいけど書けないこともある話。は早々に終わって組内すごいなってなった話。

          そういうもん、という怖さ

          天城ってほんとはこんなにいいところだったんだなぁ。天城に戻ったやまだいはしみじみと感じていたのですが、旅館での仕事の中で不思議なことをたいくさん体験しました。 ●休むと「休み癖」がつく ●忙しいんだから全員出勤するのが当然 ●変わらないことが正義 ●外からきたものを嫌う ●できないことはやらないこの言葉を見るだけでみなさん察していただけるのではないでしょうか? そう、黒いんです。びっくりするほど黒いんです。でもそれが正しいかのように毎日が平和に流れているのです。 ちょうど

          そういうもん、という怖さ

          やまだいと天城。

          天城で生まれ天城で育ち、大学・社会人で天城を離れたものの、天城へ戻り実家を継いだやまだいです。まず天城ってどこかって? 「天城越え」は聞いたことがあると思いますが、そこです!伊豆半島のちょうど真ん中あたりにある小さな山里です。やまだいにとっては大切なふるさと「天城」をやまだいがどう見ていたかで想像してみてくださいね。 ◆生誕◆ 子供の頃に遊ぶのはもっぱら神社や山でかくれんぼしたり洞窟に入ったり、秘密基地を作ったりと町全部がアソビバでした。 どっかに擦り傷を作ったり、ハチの巣

          やまだいと天城。