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●ほたるの家を作ろう!その①

1万を軽く超える幼虫を目の前にすると、これから訪れるであろう困難を想像していまいます笑。でもこのほたるたちが6月には天城の夜を照らすと考えると、大変とかいってられないですね!!

さぁ、まずはこのほたるたちが育つための場所を作るのだ!

ーーーーーー目次ーーーーーー
●蛍を育ててみよう(UP済)
  --ほたる育成に関わる蛍の特性について
●ほたるが生まれた、めっちゃ生まれた!(前記事)
  --ほたるの飛翔と産卵について
●ほたるの家を作ろう!その①(本記事)
〜⑤くらいまで
  --ほたるを育てる水槽について
●ほたるの家に大事件!
  --注意すべきことを体験談でお伝えします
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●形式がめっちゃ多くて悩む

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①個別水槽で育てる
たくさん水槽を用意して、各水槽に一定量のほたるとカワニナを投入し育てるやり方ですね。例年この方式で育てていました。底面濾過のエアレーションを設置し、水槽にはスコリアという石が入っています。ほたるが生活するのは基本的に石ゾーンです。
<良いところ>
・水質悪化や病気や菌類の発生により、ほたるが死んでしまうケースがあるのですが、個別水槽であればその影響は最小限に抑えられます。
<悪いところ>
・圧倒的に手間がかかります。少ない数なら良いですが、これが30個とかになると・・・ものすごいことになります。
・水の交換はきれいに見えるところしかできません。石にしがみつくかたちでほたるたちは生活すのでキレイにしてあげたいのですが、ほたるの幼虫なのか汚れなのか見分けがつかなくなるのでなかなか大掃除ができません。

②でっかい水槽で育てる
仕組みは①と一緒ですが、水槽を大きくしてみましょう。
<良いところ>
・水槽が減るので手間が減る
・量が増えるので水質悪化もしにくい
<悪いところ>
・結局掃除は難しい
・死んだカワニナを処理するのも困難に。

水質が悪化するのは圧倒的にカワニナが死んで腐って水槽自体がめちゃめちゃ臭くなるケースが多いです。だから食べられたわけじゃなく死んでしまったカワニナは放置せずに外すのです。水槽が大きくなればその分大変です。

③流水(循環)型の水槽にする
水槽ではなく、何でもいいので小さな小川を作って循環させるかたち。水は水槽などに落としてポンプアップ。
<良いところ>
・水が常に入れ替わるので病気の心配が大幅に減る。
・ほたるがいるゾーンに汚れがたまりにくいので掃除がほぼいらない。
<悪いところ>
・水の流れでほたるが流れて水槽内に落ちるので水槽メンテは必要。
・ポンプにほたるが絡んで死んでしまうことも。

水槽の中で孵化まで完結しようとするとこれに限らないのですが、天城のほたるは最終的には放流されます。上陸は自然界でするのであくまで幼虫が成長するまでの育成です。

とは言え、人の手がかかることは間違いないです。良い悪いがこれだけはっきりしているとどれが正解とかはないですよね。んなら、メリットだけ集めればいいんじゃん?

ほしいのはメリットだけ!!

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・水質悪化や病気の心配を最小限に。
・水槽のメンテも最小限に。
・ほたるの住むゾーンの掃除を最小限に。

贅沢!!

てこは、水がキレイを保てて、病気も発生しにくて、汚れがたまらないように水が流れている状態。を作ればよいのですね。はい、それは自然の川ですね。そりゃほたるはキレイな川が好きってなりますよね。

でも、これに近づけることはできるかもしれない。アクアリウムなんて触ったこともないやまだいの挑戦が始まるのでした・・。

そう、アクアリウム。大ヒントがここに隠れていて、ほたるに限らず水生生物を育てているブログを読み漁り、2つのかたちに落ち着いたのです。

つづく・・・



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