小説の未来を考えるGW
今年のGWは有意義なものになりました。
特に予定がなかったので、出版社の方々と話をする機会を増やしました。
出版業界の現状を数字で見て語ると、危機的状況が浮き彫りになりました。
本の出版数は年々減り続けています。
ちょうど求人票の件数が減り続けるグラフと同じカーブでした。
そして、ここ数年感染症の影響で出版数が微増しました。
求人数も同様です。
どちらも多分感染症が一段落すると、ガクッと落ち込むと思います。
ある出版社の役員さんも同じことを仰いました。
出版社の営業マニュアルを手に入れて、読んでみたところ、出版業界が激変していて、時代のニーズを読んでそれに合った媒体で商品を作らなくてはならないことを強調していたことが印象的です。
出版社は一年に100社ほど潰れています。
また紙ベースの雑誌は年に10%ほど減り続けてきて、電子化が当たり前になっています。
出版社の担当者と、今後の活動について話すと、正面から向き合って全力でアドバイスをしていただきました。
自分は内心、また高額な自費出版とかを勧められるのではないかと警戒していたので、ちょっぴり恥ずかしい気持ちになりました。
GW後半は、自室に籠って作品を見直す時間を増やします。
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「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。
不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。
人の心を動かすのは「物語」以外にありません。
心を打つ物語を発信する。
時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。