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肌触りを表現して、触覚に訴えるとイメージを共有できる
服、壁などの材質を表現するときに肌触りを表現するとリアリティが出る。
イラストを描くときにも、この感覚を活かして肌ざわりをペンの種類で描き分ける。
触覚に訴える表現をすることによって、伝わるイメージほ豊かになって、表現の質が上がるのである。
小説では、肌触りを身近なものに例えることが多い。
例えば、
「岩のような」「ビロードのような」
などである。
これと共に温度と、艶、張り、押したり撫でたりした時の感覚などを加える。
肌触りは触れた時に感じるものだが、触れなくても感じる場合も多い。
記憶している感覚が、言葉や見た目から呼び起されるためだ。
言葉は記号なので、肌ざわりをある程度示すことができる。
だが、記憶しているイメージには個人差があるため、人それぞれ微妙に違う。
なめらかな服にこだわってきている人が、「なめらか」という言葉を読んだ時、前後の繋がりからさ感覚を呼び起す。
それに対して、あまりこだわりがない人は、その言葉から感じるイメージが固定化されているだろう。
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