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秋祭り日和と京都旅「京阪電車と丹波橋駅」
大河ドラマ"光る君へ"第44回「望月の夜」観ました。
藤原道長といえばの『望月の歌』がようやく出てきましたね。彼の代名詞になっています。今回はあの宴のシーンについて語ろうかと思います。解釈に幅を持たせる演出がなされていましたね。我が身の栄華を誇る歌であると感じた人。切なさや儚さを詠んだものであると思った人。SNSやnoteで三者三様の感想を拝見しました。私は後者派です。
三人の娘が天皇の皇后になる一家三后。
日本史上一番盤石であった徳川幕府でさえ成し得なかったとてつもない偉業です。ただドラマでは太皇太后・皇太后・中宮の三人とも父道長に対し不満をタラタラ。四納言の行成や公任からも苦言を呈されとてもこの世の栄華を極めた人物には見えませんでした。これは道長の私的な部分をドラマで描き過ぎて威厳が損なわれてしまった結果、望月の歌が切なく映ってしまったのでしょう。
藤原斉信を演じているはんにゃ金田さん。
唱和の場面で「なんだこれ?」感が拭えず顔が笑っていた感じになっていた、とユーチューブでスタッフに指摘されていました。私は中学校の英語の時間で先生のあとに続いて生徒全員が復唱するアレを思い出しましたよ。俯瞰でみると確かに滑稽なんですよね。恥ずかしすぎて日本に来ている外国人たちに当時の授業を見せたくありません。
史実とドラマの整合性を合わせる作業ってホント難しいんですよね。
前作のどうする家康も「どうする?」と選択肢に悩む場面が中盤以降無くなったと聞きました。視聴者に解釈を委ねるという手法に関しては個人的にかなり良かったと思っています。ただ望月の歌が控えている中、情けない道長を描き過ぎてしまったためチグハグ感を否めることができず、もし全体の評判が悪ければ叩かれる大きな要素になっていたことでしょう。
なにはともあれこの歌を詠んだということは最終回がもう間近であることを意味します。充実した日曜夜の一時間はついにラストスパートを迎えました。最後の最後まで応援していきますよ。
では旅に参ります。
バスで石清水八幡宮駅に到着したあと『やわた里山たけまつり2024』を見に行きました。感想記「光る君へ」第36回から第40回までの記事にその様子の写真を載せましたので、まだご覧になっていない方はぜひみてみてください。今回はその続きからになります。
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ここは京阪電車・石清水八幡宮駅の改札口前です。
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電車に乗って次の目的地へ向かいます。
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京都方面は地下道を通らなければなりません。
石清水八幡宮駅はケーブルカーのある南側にしか改札口がないんですよ。そういえば東福寺駅も片側しかありませんでしたね。
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きょうの、京阪、ええかんじ。
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めちゃ明るくなってる。
壁が新しく塗り直されていてツートンカラーに仕上がっていました。地下の暗さを払拭するために白と青を選んだのでしょうかね。
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駅名標です。
私が生まれたときはすでに八幡市駅として長年親しまれてきました。改名して五年が経過し今はすっかりこの駅名に慣れました。
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大阪方面の準急列車が先に到着。
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その後通過する列車。
あっ!
シャッターチャンスを取り逃がした。
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この日以来わたしは大阪・関西万博ラッピング列車を見ていません。
どうやら8000系車両と3000系車両の1編成ずつしかないらしいです。見かけたり乗車できたら超ラッキー。もっとたくさんラッピングすればいいのに、それをしないのはきっと広告費をたくさん使ったら怒る人がいるからなんでしょうね。私は好きですよ赤と白と青のデザイン。フランスの国旗みたいでツール・ド・フランスを思い出しました。
万博開幕券を一枚購入しているので皆様に早々とnoteでご報告できればと思っています。
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あっという間に丹波橋駅に到着しました。
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無事に送り届けてくれてありがとう。
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ホームから線路の風景を撮っていると…。
あれ?
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神輿だ。
まさか運搬している御神輿を駅ホームで拝めることができるなんて。ここで灰色の脳細胞を活性化させます。あれは一体どこの神輿なんだろう?
このあたりの秋祭りで一番有名なのは御香宮神社の神幸祭です。赤い布に描かれているのは橘の神紋。これはお参りして確かめねば。実はわたくしまだ一度も行ったことがありません。テレビやネットでは山ほど見たことがあるんですけどね、と負け惜しみ。
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こちらは京阪電車・丹波橋駅南出口になります。
京都通の方であれば疑問に思われたことでしょう。なぜここで降りるんだいって。
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丹波橋駅は地図をご覧のように観光するための駅ではありません。
京阪沿線民にとってこの駅は京都駅へ行くための乗り換え場所です。親からもそう教わりました。今でこそ『ステーションループバス』という七条駅から京都駅へ向かうバス路線がありますが、近鉄丹波橋駅へ乗り換えるのが当たり前で今でも近鉄ルートが主流です。
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(近鉄)丹波橋駅の駅舎はこんな感じ。
電車通勤する学生や付近に住んでいる利用者以外は見ることがない光景かと存じます。私自身も初めて拝見しました。
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目的地へ向かって線路沿いを歩きます。
歩道と比べて線路は随分下のほうにあります。ブラタモリっぽい段差ですよね。ここらへんは丘陵地帯で坂になっていてそれが理由で地面を掘ったのかもしれません。
京阪エリアに住む人間ではあるけれど京阪電車さんの長い歴史ってよくわからないんですよ。資料館とか鉄道館つくってほしいなぁ。『京阪百年のあゆみ』という本があるにはあるのですが値が張るので個人で購入するにはちょっとね。機会があれば図書館で確認してみたいと思います。
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等間隔の石杭に鉄の棒が刺さってる。
年代物の柵ですね。昔は金網もなかったのでしょう。歴史を感じます。
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『丹波橋通』に出たので進路を東に変えて進みます。
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左の歩道橋と右の横断歩道。
あなたはどちらを選びますか?
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私は迷わず横断歩道橋を選択しました。
遠くまで見渡せて気持ちいい。
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歩行者はいつも隅に追いやられ
猛スピードで駆け抜けていく自動車たち
そんな彼らを見下ろせる歩道橋
王様になった気分だ
ざまぁ見やがれ
捻くれすぎですね、ごめんなさい。
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私の目指す場所が見えてきました。勘の良い方ならもうお分かりでしょう。次回はそこへ向かいます。
乞うご期待。
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あとがき
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