河州一之宮で初詣「片埜神社」拝殿と本殿
NHK大河ドラマ"光る君へ"第七回「おかしきことこそ」観ました。
最後のほうでイケメン男性たちのサービスカットがありましたね。女性視聴者に向けたものかどうかは不明ですが、YouTubeと同じようにいずれは日本でも男性の上半身裸がNGになる日が来ることでしょう。昨今の過剰過ぎるポリコレに正直うんざりしていますが、源氏物語のように暗喩的な文学表現が増えていくような気がしていて、そういう風潮になれば面白いかなって思っております。
そういえば、ポロに似た球技"打毬"で藤原四人衆の一人の藤原行成が欠場していました。私ずっと引っかかっていたんです。行成って名前どこかで聞いたことがあったような。ウィキペディアの経歴や著作の項目を眺めてみたところピンと来ず。諦めかけていたその時でした。真跡という項目にこう書かれていたんです。
本能寺切
本能寺が所有する国宝の人だ。そうです。本能寺切は藤原行成が書いたものとされている書巻です。京都検定二級対策で寺社仏閣の国宝を勉強したから記憶に残っていたんでしょうね。藤原道長と大変縁のある人物だったとは全く知りませんでした。
"おかしきことこそ"が第七回の副題になっていますが、実は全体のストーリーがおかしきことこそになっているんですよね。ロバート秋山さんはずっとコント調だし矢部太郎さんの気絶っぷりは実にお見事でした。権力闘争や身分格差という暗いテーマをユーモアで包み込んでいて、"おかしきことこそ"が今回の大河ドラマ最大の魅力だと私は感じています。お笑い芸人繋がりではありますが、藤原四人衆のもう一人、藤原斉信を演じるはんにゃ金田さん。存在感抜群で場数をたくさん踏んでいるのかと思いきや、思ったほど演劇経験がないことに少々驚いています。目がぱっちりされている方なので本格的に俳優に転身していいんじゃないのかなと思うのですがどうでしょう。
では本題に参りますね。シリーズ最終となる今回。片埜神社の魅力を余すことなくお伝えしたいと思っています。
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