【hint.584】「誰に向かって」「どんな目的で」
今朝はもうすでに、スペインタイルアートの教室へと、妻・Ayaは意気揚々と駆け出していきました。
今日もモリモリ楽しんでくるんだろうな〜。
帰ってきたときの、充実感に満ちた雰囲気をまた楽しみに待っていることにします。
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さて、昨日は、毎月第3土曜の夕方に開催している「ハーベステラス」の集まりでした。
東京タワーが変わった色をしていましたね。
「在宅医療・介護 × アドラー心理学」というコンセプトで活動をしているこちらのコミュニティ。
現在、こちらの書籍を、読み進めながら、「アドラー心理学」や「在宅医療・介護」について、10名ほどのメンバーで、ゆるっと学びを進めているところです。
昨日は、「第11章 不適切な行動の目的」を取り上げる会でした。
こちらの書籍、タイトルが「アドラー臨床心理学入門」ですから、この章に関しては、「支援対象である他者が、なにか不適切と思われる行動をしているときには、どのようにその状況を受け取り、どのような対応をしていけばいいのでしょうか?」といったスタンスで文章が書かれています。
他者のなんらかの行動によって、自分自身の感情が(特にネガティブな方向へと)揺さぶられた時に、どのように捉え、対処をすると、その相手とのコミュニケーションが良好になるのか?また、コミュニティにとって有益なものになるのか?
その行動を行なった他者は、「誰に向かって」「どんな目的で」その行動をとっているのか?
これはその行動を行なっている人自身もよく理解していないことも多いですが、「この人は、誰に向かってどんな目的でそれをやってるんだろう?」と落ち着いて考えてみることで、なにかヒントが見つかるのではないか。
そんなことをあらためて考えられた、とてもいい機会になりました。
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他者のなんらかの行動によって、ネガティブな感情が湧き上がってしまった時には、「この人は、誰に向かってどんな目的でそれをやってるんだろう?」と、自分自身に問いかけてみる。
そんな心のゆとりを持つことが大切ですね。
今日のあなたにも、心のゆとりを持てる時間がたくさんありますように。
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