【hint.105】ユースケ最高!!
昨日は、夕方から、僕にとっての「月一活動シリーズ」の一つである、「ハーベステラス(在宅介護・医療×アドラー心理学)」の活動日で、東京タワーのお膝元、芝大門へと行ってきました。
いい機会なので、これまでに「ハーベステラス」について取り上げた記事の文章を引っ張ってきてみよう。
課題本として採用しているこちらの本は、現役のベテラン臨床心理士の先生方が共同執筆されていることから、学術的な文章よりではあるものの、「アドラー心理学」の核となる理論や手法、思想(価値観)について、一章ずつ文献も多数引用しながら掘り下げてくれているので、ページ数的には比較的手軽でありながら、深いところまで一気に学ぶことのできる一冊になっています。
ただ、一方でどうしても一人で読み進めるには難しい面もあるな〜というのが正直なところ。
そんな時に、こういったグループ学習のような形態をとることで、どうにか自分なりに読み切ることができるきっかけが生まれるのは、とてもありがたいことだなぁと思います。
引用の元記事は↓こちらです
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昨日は、お一人残念ながらおやすみでしたが、新たな一名も加わり、第7章「ライフスタイルとライフタスク」についてとても活発な意見交換の場になりました。
アドラー心理学について、これまでまったく学んだことのない方でも、また、介護の経験や知識がまったくない方でも大丈夫。
「在宅医療・介護」や「アドラー心理学」に興味のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。
現在のメンバーがまたバラエティに飛んでいて、
現在自宅で親の介護をされている方や、老人ホームなどの施設に親が入所されている方、これから本格的に介護者(ケアラー)としての生活が始まりそうな方、かつて自宅で療養・介護をされた経験のある方もいますし、
実際に「訪問看護・リハビリテーション」を提供する側として日頃働いている看護師や理学療法士の方、施設でヘルパーとしても働いている方、地域保健を担ういわゆる「行政保健師」として活動されている方、
「医療・介護」に深く関わったことはないけれど、「アドラー心理学」のこの分野での活用に興味を持っている方など、様々な背景を持ったメンバーが所属しています。
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アドラー心理学についての話題を正面から取り扱っているうちに、いつの間にか、誰かがいま日常で関わっている「在宅介護」や「医療」をテーマにした話がスッと入ってきて、みんなでそのことについて真剣に考えてみたり、
著者の先生方の文章について、「ここの表現、先生らしくていいよね」という話をして、ほっこりとしてみたり、そんな感じで進んでいく2時間。
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昨日、全体でもシェアをさせてもらいましたが、僕の中での大きな気づきとしてあったのは、
「人は、自分自身が話していて気持ちのいいストーリー(物語)を、否定されずに話したい」
「聞き手が他人だと、そのストーリー(物語)の現場を経験していないことが多いので、その語りを本当のことだと信じて聞くことが比較的容易」
「でも、家族など、ある人が語っているストーリー(物語)の現場に、一緒にいることの多い人にとっては、『いやいや、あの時はそうじゃなかったよ』と、穏やかに話を聴き続けてあげることがなかなか難しい」
「『共感姿勢を持った程よい他人』ってそういう意味でもとても重要」
ということでした。
ちょっと抽象的な表現になってますが、何度か読んでいただけるとご理解いただけるのではないかな。笑
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こんな風にして、「在宅介護・医療(何気ない会話のある場面)」と「アドラー心理学(共感という関わり方の基本的スタンス)」が交わっていく。
誰か一人が、「こういうことなんです」と、正解をゴリゴリするのではなく、参加している一人一人が、「自分の個人的な意見にすぎない、けれどユニークな意見である」というフラットな感覚を大切にしながら、思ったことや感じたことを話す。
それがまぁ面白いんですよ。
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真剣な2時間を過ごした後、恒例の懇親会。
素晴らしく美味しい料理と飲み物を提供してくださるお店を見つけたのでした。店員のお兄さん方の関わりも、とても心地の良いものでした。
そしてなんと、そのお店のある路地で、今まさに毎週放送中のドラマの撮影をしているというね。ユースケ最高!!
懇親会の前半はほぼそちらに注意が向いていましたが、それはそれで「みんなのライフスタイル(昨日取り扱ったテーマ)がよくわかったねぇ」ということで、結果オーライなのでした。
次回は、5月の土曜日になりそうなので、また楽しみです。
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今日のみなさんにも、たくさんの元気になる瞬間がありますように。