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【読書メモ】生きるのが楽になるスヌーピー 心をゆるめてくれる禅の言葉
1.ひとことメモ
『生きるのが楽になるスヌーピー 心をゆるめてくれる禅の言葉』を読んだ。
スヌーピーの何気ない日常と禅の知識を掛け合わせ、現代人にとって大切なヒントと学べます。
・未来や過去にとらわれず「今」をみる
・物質的なものではなく、内面的な豊かさを追い求める
・他人の評価に左右されず、自分自身のために生きてみる
といったあたりがなるほどなあと。
特に「人間好時節」「破襴衫裏盛清風」「百花春至為誰開」が好きです。(意味はぜひ本書で確認してみてください)
心を軽くしてくれる一冊であり、
日常に少しでも余裕を取り戻したいと感じている人におすすめです。
2.抜書き(引用)
「世の中は、自分の思い通りにならないことばかりです。哀しみ、苦しみという雨が降ってきます。(中略)しかし、そのようなことがあっても、その後の過ごし方で、むしろこれでよかったのだと思えるようにできるかどうか。」
「人生には、避けようもない土砂降りのような災難に見舞われることがあります。そのときに、ジタバタ足掻くのか、事態を静かに受け入れ、次に向けて心を整えるのか。このスヌーピーは沢庵和尚と宗矩の禅問答を思い出させます。」
「つまらないことに心を惑わされず、ものごとに執着しなければ、夏の暑い日も冬の寒い日も、いつだって良い季節なのです。」
「春夏秋冬それぞれに、それぞれの自然の趣がある。だから閑事、つまらぬことにあれこれ思い煩うことがなかったら、春夏秋冬、いつだって人間(世の中)は、好時節であるという意味です。」
「日常の中で思うように物事が運ばず、辛くなったら、雲を眺めてみましょう。そこには「しがみつかず、ときには、柔軟に流される」という「小さな悟り」が浮かんで見えるはずです。」
「人生を歩んでいれば、晴れの日もあれば雨の日もあります。好調なときはそれを楽しめばいいし、困難なときはその困難さを糧にすればいい。」
「お金や物を多く手に入れることに執着していては、清々しい生き方はできません。今あるもので十分、そう思って、できるだけシンプルにする。」
「計らいがなければ、褒められなくても、喜んでもらえなくとも、気にはならないのです。見返りなどを求めず、ただ咲く。花が私たちに教えてくれる尊い姿です。」