書類は共通化したけど、リハ専門職の考え方はどうなんだ?
同時改定という割には、びっくりするような大きな改定はなかった。
訪問看護ステーションのセラピストは看護師の関与の件でヒヤヒヤしている人も多いだろうけどね。
リハマネが4段階になったり、回復期リハ病棟も基準が変わったりしたけど、まあ既定路線。この程度でびっくりしているセラピストは、よっぽ何にも情報収集できていないってことだ。
そんな同時改定で、私が最も注目しているのは診療報酬でいうところの入退院支援加算関連だ。
加算の対象となる職種も増えたし、ケアマネさんは入院前の連携もその対象になった。
そうして退院にあたってのリハビリテーションの連携として最も注目しているのが、退院時に病院側のセラピストが書くリハ計画書が、退院後の通所リハや訪問リハの初回の計画書として利用できるという改定だ。
私としては訪問看護ステーションからのリハの訪問よりも、この書類を共通化することが今後どうなっていくのかってことの方が興味津々だ。
書類は共通化できても、セラピストの頭のなかは同じ概念があるのでしょうか?
=======お知らせ=======
注:無料で読めるのはここまで。300円のお支払いで続きを読むことができます。
ただし、このコラムはマガジン「2018年同時改定直前マガジン(やまだstyle vol.9)」に含まれています。
マガジンは2000円で販売しています。このマガジンは平成30年4月までコラムを連載しますので、マガジンを購入される方がお得です。すでに40本以上のコラムを掲載しています。
マガジンの全内容はこちらで確認していただけます。
⇒https://note.mu/yamada_ot/m/m88d391295049
=====ここから続き========
退院時の計画=介護保険初回の計画
退院時にこの書式を用いて回復期リハ病棟のセラピストがリハ計画書を作成し交付することになる。
ここから先は
フリー作業療法士として日々書いております。サポートは励みになっています。サポートなくてもお買い上げいただけますが、あると嬉しい。