見出し画像

コラム5 回復期リハが包括される未来と今からできる対策(1)

個別リハビリテーションを出来高で算定することのできる回復期リハビリテーション病棟において、将来理学療法や作業療法が包括化されることを考えたことがありますか?

私は自身のブログにおいてそのことについて書いてきました。

日本慢性期医療協会の提案(1月9日)についての個人的見解

回復期リハ病院のリハが包括化される可能性も考えておく必要がある

実際に地域包括ケア病棟においては包括化されています。国の税収が大幅に増えない限り、回復期リハ病棟のリハの単位数の制限もしくは包括化は現実的にあり得ると思っています。

具体的な時期としては次回の同時改定となる2024年ではなくてその次の同時改定の2030年くらいだろうと想定しています。

そこで、回復期リハビリテーション病棟における理学療法や作業療法が疾患別リハという体系ではなく、包括化されることを想定しその制度に向けて今から何をすべきかということについて書いてみたい。

このコラムは、以下のnoteコラムと合わせてお読みいただけると嬉しい

10年後(2030年)のために『今から』実践すべきリハビリテーション(1)10年後のリハ業界とは?


このコラムは「2020年版note 病院リハと地域リハをつなぐ・変える」に含まれています。2020年版noteのコンテンツ一覧は以下のリンクからご覧いただけます。

2020年版noteコンテンツ一覧

回復期リハビリテーション病棟には収益の上限がある

ここから先は

1,744字

「生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える」を主要テーマとして、大阪の作業療法士のやまだ…

普通会員【読む・見る・聞く】

¥500 / 月
初月無料

団体・法人向けプラン

¥5,000 / 月

フリー作業療法士として日々書いております。サポートは励みになっています。サポートなくてもお買い上げいただけますが、あると嬉しい。