中堅・大手企業からベンチャー企業へキャリアチェンジを検討している方へ ~企業側が面談であなたを見極める2つのポイント~
こんにちは、ミライフの山田です。
ミライフのアドベントカレンダーが17日目となりました。転職にまつわるお役立ち情報を発信しておりますので、過去のnoteをまだご覧になられていない方がいらっしゃいましたら是非チェックしてみてください!
今回は中堅大手企業からベンチャー企業へキャリアチェンジを検討している方向けに、企業が何を見極めているのか、をお伝えできればと思います。
私が日立製作所から30歳でベンチャーに転職した経験があるのですが、最初は慣れるまで本当に苦労しました。その時の体験記のnoteはこちら。
大手企業のあるある状態
現在大手企業に在籍し、上記のようなポイントでモヤモヤしていらっしゃる人は少なくはないと思います。当時の私もいくつか当てはまります。
そんな方が、「新進気鋭の成長ベンチャーに行ってチャレンジしたい!」とベンチャー企業へ転身を考えた際にどんな準備をしなくてはならないのか。企業があなたを見極めるポイントとは・・・。
あなたを見極める2つのポイント
①ベンチャーマインドを持ち合わせているか
ベンチャーマインドとは、変化の激しい環境で成功するための精神や姿勢を指し、特に以下の要素が重要です。
主体性と自律性
ベンチャー企業では、個人の影響力が大きく、自ら進んで行動し、新しいアイデアを提案する能力が必要です。大企業のように指示を待つのではなく、自分の判断で行動を起こせる人が活躍しやすい環境です。
柔軟性と適応力
ベンチャー企業は市場の変化に迅速に対応する必要があり、新しい技術や事業機会にすぐに対応できる能力が求められます。このような変化を恐れず、柔軟に適応できる人材は、ベンチャー企業での成功につながります。
成長意欲と好奇心
ベンチャー企業では、個人の成長が会社の成長に直結します。そのため、新しいことを学び続ける姿勢や未知のものへの好奇心が求められます。常に自己を向上させようとする意欲は、ベンチャー企業での活躍に不可欠です。
スピード感と実行力
ベンチャー企業では意思決定のスピードが早く、アイデアを迅速に実行に移すことが求められます。新しいアイデアを出すだけでなく、それを実現するための行動力も同様に重要視されます。
②アンラーンできる人なのか
大手企業からベンチャー企業への転職を考える際、アンラーン(unlearning)は非常に重要なプロセスです。アンラーンとは、過去の経験や習慣を見直し、新しい環境に適応するために必要な知識や行動を捨てることを指します。このプロセスは、特に以下の理由から重要です。
新しい文化への適応
ベンチャー企業は大手企業とは異なる文化や働き方を持っています。大手企業で培った習慣や思考パターンが通用しない場合が多く、柔軟に新しい文化に適応するためには、過去の経験を見直す必要があります。
役割の変化
大手企業では明確な役割分担があることが多いですが、ベンチャー企業では役割が流動的であることが一般的です。このため、自分の役割を固定せず、必要に応じて柔軟に対応する能力が求められます。
自己成長と学び
ベンチャー企業では個人の成長が会社の成長に直結します。そのため、新しい知識やスキルを積極的に学ぶ姿勢が求められます。過去の成功体験に固執せず、新しい挑戦を受け入れることで、自身の成長につながります。
失敗から学ぶ姿勢
ベンチャー企業では失敗がつきものです。失敗を恐れず、その経験から学ぶ姿勢が重要です。大手企業での成功体験が逆に足かせになることもあるため、過去の成功体験を手放し、新たな挑戦に向かうことが求められます。
これらに紐ずく過去の経験を整理・準備する
ベンチャーマインドとアンラーンの要素は、ベンチャー企業で成功するためには不可欠であり、大手企業から転職する際には特に意識しておくべきポイントです。その為、過去の経験を整理して、ベンチャーマインドやアンラーンに関連するエピソードを準備しておきましょう。整理したエピソードは知人やお付き合いのあるエージェントにも見てもらうことで、表現の仕方や話す順番、適切な量など磨きこみをかけていくとより一層シャープになり、相手に伝わりやすくなります。
最後に
私自身、大手出身からベンチャーにチャレンジした経験があるからか、同じような境遇の人からよく相談をいただきます。その方々の転職における成功事例や失敗談のお話もできますので、ベンチャーへチャレンジしたい方は是非お気軽にお声がけください!
次のアドベントカレンダーはれなちゃんです!波乱万丈な人生(笑)を歩んできた彼女が何を綴るのか。お楽しみに!
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