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城下町をあるく 〜愛知県岡崎市②〜

今期のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台、愛知県岡崎市は私のふるさとでもあります。
小さな街ではありますが、のんびり歩いて観光するには丁度いい規模かも?

ということでこちらの前編↓

に続き、街歩きしながら岡崎を紹介します。


五万石ふじ


岡崎公園の南側、乙川に面したところに大きな藤棚が並ぶエリアがあります。岡崎城の天守閣の近くからすぐのところです。
そこに咲く藤は岡崎の石高に因んで五万石ふじと呼ばれていて、花の季節は見事な藤の花が見られますよ✨

五万石ふじ(満開より少し早い時です)

そのまま乙川沿いを東に向かって散策。この乙川と、岡崎公園に面するもう一つの河川、伊賀川の堤防にはたくさんの桜が植えられていて、県内有数の桜の名所だったりします。特に夜、ライトアップされた岡崎城と一緒に眺める夜桜は幻想的です。

菅生神社


岡崎最古の神社、菅生神社にお参り。
私が訪れたこの年は創建1910年にあたり、記念の御朱印を頂くことができました。

菅生神社
創建1910年記念の御朱印
辺り一帯の桜を思わせる御朱印も



徳川四天王像


乙川にかかる桜城橋から北に向かう道路が整備され、ウッドデッキや小さな公園が置かれていました。
その中には徳川家康に仕えた4人の武将たち、徳川四天王の像があります。
乙川に近い方から順にご紹介します。

本多忠勝
ここでも愛槍・蜻蛉切を構えていますね。
「どうする家康」では山田裕貴さんが演じる武将です。失礼ながら本多忠勝に優しげなイケメンという印象はなかったので、どんな忠勝を演じられるのか楽しみです😁

本多忠勝像

酒井忠次
徳川四天王の筆頭、家康の第一の家臣と言われる武将。この像は三方ヶ原の戦いで敗走した兵士を鼓舞するために勇ましく太鼓を打ち鳴らす姿だそうです。「どうする家康」では大森南朋さんが演じます。

酒井忠次像

榊原康政
杉野遥亮さんが演じる智将。指揮官としても優秀だったとか。筆を持つこの姿は、小牧・長久手の戦いで豊臣秀吉に檄文を突き付けた時のものだそうです。

榊原康政像

井伊直政
井伊の赤備えと称される、赤い武装で揃えた精鋭軍団を率いた武将。本人も多くの武功をあげ、敵方から赤鬼と呼ばれて恐れられたそうです。「どうする家康」では板垣李光人さんが演じます。

井伊直政像


演じる俳優さんによって歴史上の人物への見方も変わるもの。「どうする家康」ではどんな四天王が描かれるのか、とても楽しみです。


桜城橋(さくらのしろはし)


乙川にはいくつも橋がかかっていますが、せっかくなので一番新しい桜城橋を渡りました。岡崎産のヒノキを使った歩行者専用の橋で、お祭りなどの時は横幅を活かしてキッチンカーが並ぶそうです。

桜城橋



オトリバーサイドテラス


桜城橋から東へ進むと、乙川沿いに建てられた商業施設があります。ホテルやカフェ、レストランなどが入っています。
この時は3階のMellowsというカフェバーで一休み。店内席とテラス席がありますが、テラス席だと目の前の乙川を渡る爽やかな風に吹かれて気持ちがいいですよ!

オトリバーサイドテラス
川からの風を受けながら一休み


徳川家康像


オトリバーサイドテラスは、名鉄東岡崎駅と直結しています。その連絡通路には徳川家康の巨大な騎馬像が…!

徳川家康騎馬像

この家康像、25歳頃の姿を現しているそうです。徳川家康の像は天下人となってからの姿で作られることが多いので、若い日の姿をした像は割と珍しいのだとか。
そう聞くとお顔を拝見したくなりますが、天気のせいか影になってしまいよくわからず……

若いお顔…ですかね?


六所神社


名鉄東岡崎駅の脇の踏切を渡ってそのまま進むと、六所神社があります。高校時代、この神社の横を毎日通学で歩いていましたが、この時初めて入り、参拝しました。
安産の神様として信仰を集めています。

六所神社




このあたりで日が落ち、散策も終了。
岡崎という街の様子が少し分かって頂けたでしょうか?
東海オンエアさんの地元として話題の岡崎が、どうする家康の効果で歴史の町としても知られてくれると嬉しいです。


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