子どもの中学受験に向けた学校選び ~偏差値と通学時間をTableauで可視化~
中学受験は子どもの将来を左右する大きな選択の一つです。
我が家でも、様々な中学校を検討していますが、色んな中学校があり、志望校を絞るのがなかなか難しいです。
中学校選びの際に重視したいのは、子どもが行きたいか?子どもと合うか?です。
そして、現実的には、通学可能な距離か否か。
6年間通うことになる中学校。
部活動なんかも考えると、通学時間を考えるのは超重要だと思います。
駅から遠い中学校はたくさんありますし、自宅からは交通の便が悪いところもあり、これは自分で調べないと分かりませんね。
そこで、私はTableauを使ってこれらの情報を可視化し、選択肢を絞り込むことにしました。
1. データの収集
私はまず、調査対象となる中学校の偏差値と通学時間のデータを収集しました。
偏差値は各学校の入試情報を参考に、Googleのスプレッドシートに色んな学校情報を入力しました。
中学校名
住所
共学、男子校、女子校
自宅からの距離
偏差値
見学回数(説明会などに参加した回数)
受験日
など。
2. Tableauでのデータ可視化
次に、収集したデータをTableauに入力し、以下のような視覚的にわかりやすい表を作成しました。
横軸に偏差値、縦軸に通学時間です。
これが欲しかった!!
偏差値 vs 通学時間の散布図:
縦軸に偏差値、横軸に通学時間を配置しました。
これにより、偏差値が高いが通学時間が長い学校、偏差値が低いが通学時間が短い学校など、一目で確認できるようになりました。
偏差値ごとの通学時間のバーチャート:
偏差値ごとに通学時間の分布を示すバーチャートも作成しました。
これにより、通学時間のバリエーションをより詳細に理解することができます。
また、見学回数も表に入れましたので、これで今後どこに見学に行くべきかを可視化できます。
3. データの分析
可視化されたデータをもとに、以下のポイントに注目して分析を行いました。
通学時間の許容範囲:
子どもが無理なく通学できる時間帯を設定し、その範囲内に収まる学校を重点的に検討しました。
具体的には、片道1時間以内を目安としました。
学力と通学のバランス:
偏差値が子どもの現状の学力に合致しつつ、通学時間が無理のない範囲である学校を優先しました。
4. 結果と考察
Tableauでの可視化により、私は以下のような結果を得ました。
通学時間が短く、偏差値も適切な学校がいくつか見つかり、実際に見学に行く候補を絞り込むことができました。
偏差値が高い学校でも、通学時間が長すぎる場合は候補から外す判断がしやすくなりました。
5. 情報の重要性
中学受験において、適切な情報を収集し、それを基に判断することが非常に重要です。
特に通学時間のようにまとまった情報がない場合、自分で調べて正確なデータを得ることが必要です。
今回の経験を通じて、情報の収集とその活用の重要性を再確認しました。
6. Tableauの新たな活用法
普段は仕事で使用しているTableauですが、今回の経験を通じて、プライベートでも非常に有用であることに気づきました。
中学受験の情報を整理するだけでなく、家庭内での様々な意思決定にも活用できるツールだと感じました。
7. まとめ
Tableauを活用したデータの可視化は、中学受験における学校選びに非常に有効でした。
視覚的に情報を整理することで、家族全員が納得のいく形で学校を選ぶことができ、子どもの学習意欲も高まりました。
今後も、データに基づいた意思決定を行うために、BIツールの活用を続けていきたいと思います。
Tableauの使い方やデータの可視化に興味のある方は、ぜひ試してみてください。
質問やコメントもお待ちしております~!